新明和工業、中東情勢悪化で原材料調達に不安、製品の生産・供給に影響の可能性

新明和工業は4月13日、中東情勢の悪化に伴い、同社製品の生産および供給に影響が生じる可能性があると発表した。ホルムズ海峡を経由する原油やナフサの供給不安が背景にあり、原材料の調達環境が不安定化している。

同社によると、影響が懸念されるのは塗料や希釈溶剤、作動油などの資材。これらは機械製品の製造工程に不可欠であり、調達の逼迫が生産計画や納期に波及する可能性があるという。

現在、同社では代替材料の検討や調達先の分散化、サプライヤーとの連携強化などを進め、影響の最小化に取り組んでいる。ただし、原材料供給の逼迫が解消する時期については見通しが立っていない。

このため、既受注品および今後納入予定の一部製品については、仕様や生産時期、納期などに影響が及ぶ可能性があるとしている。該当する顧客に対しては個別に説明を行い、対応を協議する方針。

中東情勢の緊迫化はエネルギー・石化製品の供給網に広く影響を及ぼしており、製造業においてもサプライチェーンリスクへの対応が一層重要となっている。同社は引き続き状況を注視し、安定供給の早期回復に向けた対応を進めるとしている。

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