西部技研は5月26日、連結子会社である西部技研環保節能設備(常熟)有限公司が、中国エンジニアリング会社から中国大手造船工場の塗装工程向けVOC濃縮装置を受注したと発表した。受注金額は約5億円規模となる。
同社は船舶塗装工場向けの環境対策機器に強みを持ち、これまでの豊富な納入実績が評価されたことで今回の大型案件獲得に至った。受注したVOC濃縮装置は、塗装プロセスで発生する揮発性有機化合物(VOC)を効率的に吸着・濃縮し、排ガスの浄化を図る環境保全設備で、中国の厳格化する環境規制に対応する重要なソリューションとして需要が高まっている。
納入時期は2026年第3四半期を予定しており、本受注の売上は同社2026年12月期連結業績予想に既に織り込まれている。
西部技研環保節能設備(常熟)有限公司は2007年1月に設立された中国現地法人で、資本金約1.39億元。同社は西部技研の100%連結子会社として、主に中国市場においてVOC濃縮装置の製造・販売を展開している。
西部技研は「環境に優しい空気のソリューションを届ける」をパーパスに掲げ、デシカント除湿機やVOC濃縮装置の開発・製造を手掛け、世界約50カ国以上に製品を供給している。今回の受注は、同社の中国事業における存在感をさらに高めるものと期待される。
■ 受注概要
- 企業名: 株式会社西部技研(6223)
- 受注主体: 連結子会社 西部技研環保節能設備(常熟)有限公司
- 受注内容: 中国大手造船工場向けVOC濃縮装置
- 受注金額: 約5億円
- 受注先: 中国エンジニアリング会社
- 納入時期: 2026年第3四半期予定
- 業績影響: 2026年12月期連結業績予想に織り込み済み
- 背景: 中国の環境規制強化に伴う塗装工場向けVOC対策需要の拡大