オークマ、約140 億円投じて江南工場(愛知県江南市)に2棟建設

 オークマ(愛知県丹羽郡大口町)は3月25日、付加価値創造の新たな重要な拠点として、江南工場(愛知県江南市)にエンジニアリングセンター(仮称)及びイノベーションセンター(仮称)を工場再開発 により建設すると発表した。

 エンジニアリングセンターは、「Green-Smart Machine や自動化ラインの機能をお客様にご確認いただく場」や、「高度なテスト加工及び自動化ソリューションの開発の場」、そして、 来訪する顧客に「今後の生産工場をイメージしていただく場」とするもの。更に エンジニアリングセンターで自動化システム等を集中対応することにより、本社工場及び可児工場の組立工場の生産性を更に引き上げ、強みとする複合加工機、5軸制御マシニングセンタの生産能力増強を図っていく。

 イノベーションセンターは、「将来のお客様の工場を『共創』という形で具体化していく場」 「お客様をイノベーションでおもてなしする場」そして情報を活用した「ものづくりサービス ビジネスの開発の場」として、より高い付加価値を創出するもの。

 今回建設するエンジニアリングセンター、イノベーションセンターは、革新的な自動化技術の開発や、 顧客の生産改革に向けたサポートビジネス、 企業連携でのソリューション提案、 そして、顧客との共創により、働き方改革の開発と実践に取り組む設備として活用する。

<建設概要>
所在地:愛知県江南市前野町東一番
延床面積:エンジニアリングセンター(仮称) 14,400 ㎡ 、イノベーションセンター(仮称) 4,500 ㎡
竣工時期:2025 年 12 月(予定)
総工費:140 億円(江南工場全体でのインフラ再整備などを含む)

 ニュースリリース