ダンフォス(Danfoss) :2026年5月27日
ダンフォスは5月26日、2026年気候移行計画(2026 Climate Transition Plan)を正式に公表した。同社は最近、SBTi(SBTi)承認済みの更新された脱炭素化目標を発表しており、新計画はその具体的な実行策を明らかにするものとなる。
新計画では、2030年までに自社の脱炭素化を推進し、2050年までにバリューチェーン全体でネットゼロを達成するという目標に向けた道筋を示している。この計画はダンフォス取締役会による承認を経て、2026年4月22日に開催されたダンフォス年次株主総会で株主からも承認を受けた。
計画の柱となるのは、同社が自社で実践し、顧客企業にも展開している競争力ある脱炭素アプローチ「Reduce(削減)、Reuse(再利用)、Re-source(再資源化)」の順序立てた戦略である。
具体的には、
- まずエネルギー消費量を削減
- 次にエネルギー回収を高めて再利用
- 最後に再生可能エネルギーへの切り替えと、より持続可能な燃料への移行を行うというものだ。
また、ダンフォス(Danfoss)のソリューションが顧客の脱炭素化に与えるポジティブな影響についても、回避された排出量として定量的に示しており、単なる自社削減にとどまらない競争力強化型の脱炭素貢献を強調している。
同社のトーマス・M・アウアーバック(Thomas M. Auerbach)上級副社長兼最高サステナビリティ責任者(Chief Sustainability Officer)兼財務機能本部長は、次のようにコメントした。
「ダンフォス(Danfoss)の目的は明確だ。我々はより良い未来をエンジニアリングする。サステナビリティを事業の中核に据え、自社および顧客企業の両方の競争力強化を推進している。2026年気候移行計画の公表により、透明性、継続的な進捗、そして実績ある脱炭素戦略を改めて示すことができた。」
機械・プラント業界においてエネルギー効率と脱炭素化は喫緊の課題となっており、ダンフォス(Danfoss)の今回発表は、業界全体の気候変動対策に向けた具体的なモデルケースとして注目を集めそうだ。
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