エピロック(Epiroc):2026年5月26日
エピロックは、建設機械大手の三一集団(SANY Group)と、鉱山・インフラ業界向けの戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。両社は今後、製品連携や電動化ソリューションなど複数分野で協業を進め、顧客向けソリューションの強化を図る。
今回の提携では、エピロックの油圧ブレーカーや特殊アタッチメント、地面接触工具(GET:Ground Engaging Tools)と、三一集団の油圧ショベルやローダー製品群を組み合わせたクロスブランド展開を推進する。インフラ用途向けに、生産性向上と統合型ソリューションの提供を目指す。
鉱山分野では、エピロックの電動化機械、充電ソリューション、グローバルサービス網と、三一集団が持つ電動マイクログリッドやグリーンエネルギー分野の技術を組み合わせることで、鉱山現場の低炭素化と生産性向上を支援する。
調印式は中国・長沙市の三一産業園区(SANY Industrial Park)で開催された。エピロックのツール&アタッチメント事業部門社長、ホセ・マヌエル・サンチェス(José Manuel Sánchez)氏は、「三一集団の電動化、設備、スマート製造分野での革新は非常に印象的だ。エピロックは鉱山・インフラ用途における自動化、電動化、デジタル化技術をリードしている。双方の技術とリソースを組み合わせることで、世界の顧客により効率的で持続可能なソリューションを提供し、業界に新たな価値とエネルギーレジリエンスを創出したい」とコメントした。
また、三一集団のグループディレクター、唐立華(Lihua Tang)氏は、「エピロックは鉱山機械技術の世界的リーダーであり、三一集団は新エネルギー建機とスマート製造で強みを持つ。この戦略提携は当社のグローバル戦略における重要な前進であり、世界の鉱山業界における低炭素化とスマート化を加速させる」と述べた。
三一集団は、油圧ショベルをはじめとする世界有数の重機メーカーで、建設・鉱山機械、動力システム、エネルギー貯蔵ソリューションなどを主力事業として展開している。
一方、エピロックはスウェーデン・ストックホルムに本拠を置く鉱山・インフラ業界向け機械メーカー。削岩機、掘削機械、建設機械、地下・露天採掘向け設備などを展開するほか、自動化、デジタル化、電動化ソリューションにも注力している。2025年の売上高は約620億スウェーデンクローナ、従業員数は約1万9,000人。世界約150カ国で事業を展開している。
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