中興化成工業、長崎・松浦市に半導体用PTFE生産拠点を増設

・F1 EAST WING2起工式を挙行、2027年1月竣工予定

中興化成工業(東京都港区)は5月15日、4月27日に同市今福町北免において「F1 EAST WING2(EW2)」増設計画の起工式を執り行ったと発表した。当日は関係者19名が出席。工事の安全と事業の円滑な推進を祈願する神事を行い、プロジェクトの始動を正式に宣言した。着工は2026年5月を予定しており、2027年1月末の竣工を目指す。同社は、今回のEW2増設を通じて、半導体産業のサプライチェーンにおける重要な役割を果たす生産体制の構築を加速させる。

建築面積2,870㎡の新棟は、半導体需要の拡大に対応したPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)素材などの生産能力拡大を主眼に置く。隣接する既存施設「F1 EAST WING1(EW1)」での切削加工と一気通貫で連携することで、素材から加工品までの安定供給体制を大幅に強化する計画だ。
同社はこれにより、半導体関連事業の中長期的な成長を支える強固な生産拠点を松浦市に構築する。半導体市場の構造的な拡大を背景に、材料供給における信頼性と迅速対応力を高め、顧客ニーズへの対応力をさらに向上させる狙いがある。

■プロジェクト概要

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