NTT西日本は4月15日、ロボティクス企業のユーゴー(ugo、東京都千代田区)に出資すると発表した。マルチロボティクスプラットフォームの展開を加速し、人とロボットが協働する社会の実現を目指す。
少子高齢化に伴う労働力不足は国内外で深刻化しており、ヒューマノイドを含むロボットやフィジカルAIの社会実装が急務となっている。こうした中、NTT西日本グループはugoと協業を進め、2025年10月にはugo Platformをベースとしたマルチロボティクスプラットフォームの提供を発表。さらに同月、アイリスオーヤマとの業務提携基本合意も締結し、ロボット活用の実証・展開を進めてきた。
今回の出資により、ugoの持つロボット開発力と社会実装の実績を取り込み、AIロボティクスプラットフォームを軸としたサービス提供体制を強化する。複数種類のロボットを統合管理し、AIサービスと連携させることで、警備・点検・案内などの現場業務の自動化・遠隔化を推進する。
ugoは業務用ロボットと統合管理プラットフォームを手掛けるロボティクス企業で、自律動作と遠隔操作を組み合わせた運用に強みを持つ。近年は国産多脚ロボットや双腕ロボットの開発にも着手している。
今後は、マルチロボティクスプラットフォームの機能強化と安定的な開発体制を構築しつつ、各種企業との協業を拡大。ロボット本体、プラットフォーム、AI、通信ネットワーク、保守監視を一体的に提供する体制をNTTグループで構築し、まず国内での事業拡大を図るとともに、将来的なグローバル展開も視野に入れる。
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