東京計器、ロジック・アンド・デザインへ出資、画像鮮明化技術との融合でAIカメラ開発を強化

東京計器は4月15日、第三者割当増資を通じてロジック・アンド・デザイン(東京都新宿区)に出資したと発表した。画像鮮明化技術と同社のカメラ技術を融合し、防衛分野における探知・識別性能の高度化を図る。

ロジック・アンド・デザインは、画像鮮明化アルゴリズムや復元高解像度化技術の開発を手掛け、関連製品の製造・販売やソリューション提供を展開している。医療機器、防犯・警察、防災、車載カメラ、ドローン、検査用途など幅広い分野で実績を持つ。

一方、東京計器は防衛事業において、近年脅威が高まる無人機への対処技術の開発を強化しており、AIを活用したカメラによる探知・識別システムの開発を進めている。今回の出資により、ロジック・アンド・デザインの画像鮮明化および高解像度化技術を取り込み、暗所や霧、逆光、低解像度といった条件下でも精度の高い認識を実現する。

両社は今後、技術課題に関する情報共有を進め、防衛分野における新製品開発を加速させる方針。無人機対策の高度化に加え、監視・認識分野への応用拡大も期待される。

東京計器は明治期創業の計器メーカーで、計測・認識・制御技術を基盤に、船舶港湾、産業機械、建設機械、上下水道、防衛、宇宙、鉄道など多様な分野で製品を展開し、社会インフラを支えている。

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