・線材生産ライン向けコイルトリミング・サンプリングロボット「TrimRob」市場投入
ロンドン 2026年4月14日 ― プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、ロボティクス分野のグローバルリーダーであるポリテック(Polytec)と戦略的パートナーシップを締結し、線材生産ライン向けに過酷環境に対応するコイルトリミング・サンプリングロボット「TrimRob」を共同開発した。業界初の自律型ロボットシステムとして、従来の手作業が課題となっていた工程を自動化し、生産現場の安全性向上と効率化を実現する。
本プロジェクトは、プライメタルズ テクノロジーズが条鋼圧延分野で培った豊富な知見と、ポリテックが強みとする自動化・ロボティクス・人工知能技術を融合したものだ。高精度かつ高い再現性を備えた自律型ソリューションにより、コイル端部処理工程の高度化を図る。従来のコイルトリミング作業は作業負荷が大きく、危険を伴う反復作業が常態化していた。TrimRobは既存の生産ラインにシームレスに統合可能で、幅広い製品サイズや鋼種に対応する高度なコイル管理機能を備え、これらの課題を一挙に解決する。
TrimRobは、最先端のビジョンシステムと専用のトリミングエンドエフェクターを搭載。トリミングおよびサンプリング工程をオペレーターの介入なしで高精度・高再現性で自動実行する。個々のコイルリングの正確なカウント、絡みや重なりの検出から、実際の切断・サンプリング作業までを一貫して担い、従来方式に代わる信頼性の高いソリューションを提供する。これにより圧延ライン全体の生産性が向上するほか、オペレーターが危険作業エリアに立ち入る必要がなくなることで安全性を大幅に高め、メンテナンス負荷の低減と安定した製品品質の確保も可能となる。
ポリテックは、自動化、ロボティクス、再生可能エネルギー、プラントエンジニアリングの各分野をリードする企業として、2社の統合により誕生。ロボティクス、人工知能、プロセス自動化、ソフトウェアを融合した先進ソリューションを展開し、製造業のスマートファクトリー化を力強く支援している。
プライメタルズ テクノロジーズ製自律型コイルトリミング・サンプリングロボット「TrimRob」の導入により、鉄鋼生産ラインの自動化レベルがさらに一段階向上することが期待される。
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