ボッシュ・レックスロス、高動的用途向けボールねじアセンブリを拡充、新ナット採用で寿命最大50%向上

ボッシュ・レックスロス(Bosch Rexroth):2026年7月6日

ドイツ・ロール・アム・マイン(Lohr am Main, Germany)ーボッシュ・レックスロスは、高速・高精度な直動用途向けボールねじアセンブリ「Performance Line(パフォーマンスライン)」を拡充し、垂直搬送や高動的なリニアモーション用途に対応した新製品を発表した。新開発のフランジ付きシングルナット「FEH-E-B」により、動定格荷重は従来比で最大14%向上、製品寿命は最大50%延長し、工作機械やサーボプレスなどの性能向上に貢献する。

新製品は、高い動特性や精度、エネルギー効率、繰り返し精度が求められる工作機械や各種加工機、自動化設備向けに開発されたもの。分割式ボールチェーンを採用し、ボール循環回数を低減することで走行性能を最適化し、滑らかで安定した送り動作を実現する。これにより、ボールねじアセンブリ全体のプロセス品質と耐久性を高めた。

特に、大きな質量を高速・高頻度で連続搬送する用途に適しており、工作機械、加工機、自動化設備など幅広い分野で品質、生産性、信頼性の向上が期待される。

新たな「Performanceナット(形状B)」は、呼び径32~63mm、リード5~20mmの8サイズをラインアップ。接続寸法はDIN 69051 Part 5に準拠している。

また、すべてのレックスロス(Rexroth)製ボールねじアセンブリと同様に、各種予圧クラスや最高T3までの精度等級を用意。さらに、初期潤滑を含む包括的なシールシステムを採用し、高い信頼性を確保している。

同社の「Performance Line」には、このほか駆動ナット向け「FARシリーズ」、多条ねじ用の倍速ナット「FEDシリーズ」もラインアップされている。約50種類のねじサイズと豊富なシール仕様を組み合わせることで、高性能分野における幅広い用途へ対応するほか、顧客仕様に応じたカスタムボールねじアセンブリの設計・製作にも対応する。

製品選定や設計、発注については、「リニアモーションテクノロジーセレクター(Linear Motion Technology Selector)」および「コンフィギュレーター(Configurator)」を提供しており、CADデータ、設計計算、潤滑情報を含む技術資料のダウンロードにも対応する。

■ボッシュ・レックスロス(Bosch Rexroth)について

ボッシュ・レックスロスは、駆動・制御技術の世界的リーディングサプライヤー。モバイル機械、産業機械、ファクトリーオートメーション分野向けに、油圧機器、電動ドライブ・制御技術、ギア技術、リニアモーション・組立技術、IoT対応ソフトウェアなどを提供している。80カ国以上で事業を展開し、2025年の売上高は65億ユーロ、従業員数は約3万1,900人。

■ボッシュ・グループ(Bosch Group)について

ボッシュ・グループは、モビリティ、産業技術、消費財、エネルギー・ビルディングテクノロジーの4事業を展開する世界有数の技術・サービス企業。2025年の売上高は910億ユーロ、従業員数は約41万3,000人。世界60カ国以上に約500社の子会社・関連会社を有し、研究開発要員は約8万2,000人に達する。自動化、デジタル化、電動化、人工知能(AI)などの技術を通じて、持続可能な社会の実現に取り組んでいる。

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