日立建機ヨーロッパ(Hitachi Construction Machinery (Europe) NV、HCME) :2026年7月27日
日立建機ヨーロッパ(HCME)は、欧州およびアフリカの一部地域における建設機械・鉱山機械事業の商業部門を統合し、販売・流通体制を強化する組織改編を実施した。これに伴い、フーベルトゥス・ミュンスター博士(Dr. Hubertus Muenster)を副社長(Vice President)に昇格させ、建設機械に加えて鉱山機械事業も統括する体制とした。
ミュンスター博士はこれまで建設機械の販売、レンタル、販売代理店(ディーラー)管理を担当してきたが、新たに鉱山機械事業も管掌することで、欧州・アフリカ地域における主力製品群を単一の商業リーダーシップの下で運営する。
同氏は2025年7月にHCMEへ入社して以来、販売代理店との連携強化や業務運営の機動力向上、社内プロセスの標準化に取り組んできた。今回の建設機械・鉱山機械事業の統合により、意思決定の迅速化や両事業にまたがる販売代理店との連携強化を図るほか、事業運営や市場展開においても一貫した体制を構築する。
販売代理店にとっては、建設機械から鉱山機械までを含む製品ポートフォリオ全体でメーカーとの連携が強化される一方、顧客セグメントごとの多様なニーズに対応した販売活動は引き続き維持する。
顧客に対しては、ブランド体験の一貫性を高めるとともに、建設機械・鉱山機械両事業の強みを組み合わせた統合ソリューションを提供し、より高い付加価値を実現するとしている。
フランチェスコ・クアランタ(Francesco Quaranta)社長兼CEOは、「建設機械と鉱山機械を一つのリーダーシップの下に統合することで、意思決定を迅速化し、組織の複雑さを軽減するとともに、販売代理店との協業をよりシンプルにする。顧客には、より統合されたソリューションを提供できるようになる」とコメントした。
今回の組織改編は、建設機械・鉱山機械の両市場における競争力強化に加え、単なる機械供給にとどまらず、顧客価値の向上、統合ソリューションの提供、ライフサイクルサポートの充実を柱とするHCMEの成長戦略を推進するもの。
同社は今後も販売代理店とのパートナーシップを強化するとともに、イノベーションの加速と顧客ごとのニーズに応じたソリューション提供を通じて、欧州およびアフリカ市場での事業拡大を目指す。
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