カイシンデジタルインフラストラクチャー、薩摩川内市に国内最大級AIデータセンターを建設

・総投資約8,500億円、350MW体制を整備

鹿児島県薩摩川内市は7月24日、カイシンデジタルインフラストラクチャー(鹿児島県薩摩川内市)が、薩摩川内市のサーキュラーパーク九州内に国内最大級となるAIデータセンターを段階的に整備する計画を発表した。最終的に350MW規模の設備を稼働させる計画で、投資額は約8,500億円を見込む。

同社は2026年1月20日に設立された新会社で、薩摩川内市サーキュラーパーク九州内に本社を置く。アジア太平洋地域で投資やスタートアップ支援を手掛けるCDIBキャピタル・マネジメント(CDIB Capital Management Corporation、中華開發資本管理顧問股份有限公司)などが出資しており、AIデータセンターの建設・運営・管理を通じ、生成AIやクラウドサービス向けに大規模データセンターを必要とする海外のハイパースケーラーなどを主要顧客として事業を展開する。

今回の計画では、生成AI、半導体設計、自動運転、ロボティクスなどの発展に伴い急増する高性能GPUによる計算需要への対応を目的に、サーキュラーパーク九州内へ電源、冷却、通信、サーバー設備を一体化したユニット型AIデータセンターを設置する。まずは小規模な概念実証(PoC)施設として実証運用を開始し、その後、国内外のAI計算需要に応じて段階的に拡張し、2033年3月までに350MW規模の運用開始を目指す。

AIデータセンターは、生成AIやクラウドサービスを支える重要なデジタルインフラとして、大量データ処理や高度なAI演算を担う中核施設となる。市では、国内最大級のAIデータセンターが立地することで、情報サービス産業の集積に加え、サーバー組立・保守、関連部品製造、メンテナンスなど関連産業の集積が進み、地域経済の活性化や雇用創出につながると期待している。

さらに、先進的なデジタル技術の導入や利活用の促進により、地域産業の高度化や生産性向上、デジタル人材の育成・確保など、薩摩川内市の産業基盤強化への波及効果も見込まれる。

■プロジェクト概要

・事業所名:凱信数基薩摩川内市AIデータセンター
・所在地:鹿児島県薩摩川内市サーキュラーパーク1丁目1番地(サーキュラーパーク九州内)
・事業内容:AIデータセンターサービス事業
・稼働計画:2033年3月までに350MW規模を稼働予定
・投資予定額:約8,500億円(350MW時点、計画変更の可能性あり)
・関連投資:サーキュラーパーク九州全体ではAIデータセンター向けサーバー関連投資として約2兆円規模の創出を見込む
・雇用計画:約100人の新規雇用を予定(350MW時点、計画変更の可能性あり)

■会社概要

・会社名:カイシンデジタルインフラストラクチャー株式会社
・本社所在地:鹿児島県薩摩川内市サーキュラーパーク1丁目1番
・設立:2026年1月20日
・代表者:代表取締役 南 怡君(ナン・イージュン)
・事業内容:AIデータセンターの建設、運営、管理、オペレーションなど

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