コベルコ建機は7月30日、日刊工業新聞社主催の「第56回機械工業デザイン賞 IDEA」において、超大型建物解体専用機「SK1300DLC」が「日本デザイン学会賞」を受賞したと発表した。
日本デザイン学会賞は、製品の機能や造形だけでなく、目的や先見性、独創性、社会性に加え、デザインプロセスまで含めて総合的に評価された製品に贈られる賞。
今回の受賞では、高い輸送性と組立性を確保しながら、最大約40mの高所解体から約8mの基礎解体まで対応する優れた汎用性を実現した点が高く評価された。また、現場ごとのニーズに応じた柔軟な仕様変更を可能にするとともに、操作性、安全性、保守性、経済性を高い水準で両立し、解体現場の生産性向上と安全な作業環境づくりに貢献する点も受賞理由となった。
「SK1300DLC」は、建造物の高層化・高強度化が進む中で、高度化する解体工事のニーズに対応するために開発された100トン超クラスの大型建物解体専用機。4つ折れ超ロングアタッチメントやセパレートブーム仕様を含む7種類のアタッチメントを用意し、高層建物の解体から基礎解体まで幅広い作業に対応する。
さらに、各仕様間で共用できるアタッチメント設計を採用することで、現場条件に応じた仕様変更を容易にし、機械の稼働効率向上にも寄与する。
安全面では、10インチカラー液晶モニターや複数のカメラによる安全支援機能を搭載し、作業効率と安全性を向上。加えて、快適性を高めた新型キャブの採用や、分解・組立性、輸送性、メンテナンス性の改善により、オペレーターの負担軽減も図っている。
同社は今後も「ユーザー現場主義」のもと、解体現場の課題解決につながる製品・サービスを提供し、循環型社会の実現と持続可能な社会への貢献を進めていくとしている。
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