リープヘル、豪ノーザンスターに600トン級油圧ショベル「R 9600」を初納入

・西オーストラリア州スーパーピット金鉱山で稼働、10月には2号機も導入

リープヘル(Liebherr):2026年7月28日

リープヘルは7月28日、西オーストラリア州のスーパーピット金鉱山を運営するノーザンスター・リソーシズ(Northern Star Resources)向けに、600トン級超大型油圧ショベル「R 9600」を初納入したと発表した。同社にとって初の超大型クラスのリープヘル製建機となり、10月には2号機の導入も予定されている。

今回納入されたR 9600は、7月4日にリープヘル・オーストラリア(Liebherr-Australia)から引き渡されたもので、ノーザンスター・リソーシズが保有する17台のリープヘル製建機に加わる。2号機が導入されることで、2026年末までに西オーストラリア州のスーパーピット金鉱山とバノックバーン(Bannockburn)金鉱山の両拠点で稼働するリープヘル製建機は計19台となる見込みである。

スーパーピットはオーストラリア最大級の露天掘り金鉱山の一つ。今回の導入により、同鉱山ではR 9400やR 9150といった油圧ショベルに加え、鉱山用ブルドーザー「PR 776」、さらに600トン級のR 9600まで、幅広いリープヘル製採掘機械が運用される体制となる。

ノーザンスター・リソーシズは2022年に初めてR 9400を導入。その後、R 9400やR 9150、PR 776の導入を進めてきた。今回のR 9600採用により、これまで主力だった150トン級および400トン級から、600トン級超大型機へと運用範囲を拡大する。

リープヘル・オーストラリアの営業・マーケティング・トレーニング・ソリューション担当エグゼクティブ・ゼネラルマネージャー、ブライアン・ボイタノ(Brian Boitano)氏は、「スーパーピットで600トン級市場へ参入できたことは、ノーザンスター・リソーシズとの関係における重要な節目である。また、西オーストラリア州ゴールドフィールズ地域で超大型油圧ショベルの導入実績が着実に拡大していることを示している」とコメントした。

同社によると、オーストラリアはR 9600にとって世界最大の市場であり、高い燃費性能、信頼性、生産性を備える同機は、スーパーピットのような過酷な鉱山環境に適しているという。R 9600は優れた掘削力とブレークアウト力を持ち、600トン級では業界のベンチマークと位置付けられているほか、自社製エンジンの搭載によって燃費性能も向上。世界累計稼働時間は間もなく100万時間を突破する見通しとしている。

リープヘル・オーストラリアは、R 9600の円滑な立ち上げに向けて、ノーザンスター・リソーシズのオペレーターや整備担当者向けの包括的な教育・技術研修を実施する。また、ゴールドフィールズ地域での事業拡大に合わせ、カルグーリー(Kalgoorlie)およびパース(Perth)の拠点で補修部品やコンポーネントの在庫を拡充するとともに、カルグーリーのサポート体制も強化し、増加するリープヘル製機械の稼働支援を進める。

なお、2台目のR 9600は2026年10月にスーパーピット金鉱山へ納入される予定である。

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