ジェイテクトは7月30日、同社と中南米現地法人が、コロンビア国家警察および国税関税局(DIAN)と連携し、同国でベアリング模倣品の大規模摘発に成功したと発表した。押収点数は10万点を超え、市場流通を未然に防ぐための廃棄手続きを進めている。中南米地域における模倣品対策の大きな成果となった。
ベアリングは産業機械や自動車など幅広い分野で使用される基幹部品だ。模倣品が市場に出回れば、販売代理店の業績やブランドイメージを損なうだけでなく、購入した顧客の使用時の安全性を大きく脅かす。ジェイテクトは企業の社会的責任として、模倣品対策を重要な活動と位置づけている。
同社は「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションのもと、2030年に向けた「JTEKT Group 2030 Vision」を掲げ、モノづくりと設備を通じたモビリティ社会のソリューションプロバイダーを目指している。既存製品の高付加価値化と新領域への挑戦を両輪に、成長と変革を進めている。
今後、ジェイテクトおよび中南米現地法人はコロンビア当局との協力関係をさらに強化し、模倣品対策を継続する方針だ。コロンビアに限らず世界各国の当局との連携も拡大し、安心できる製品の供給を徹底する。ベアリングブランドの価値向上とソリューション提供を通じて、各地域の顧客を支え、地域経済の発展にも貢献していく考えである。
顧客に対しては、世界ベアリング協会(WBA)と共同で導入した真贋判定アプリ「WBA Bearing Authenticator」の活用を強く推奨している。化粧箱ラベルの二次元コードをアプリで読み取るだけで真贋を簡単に確認できる。正規販売代理店からの購入とアプリ利用により、安全と利益を守るよう呼びかけている。
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