タクマ、群馬県渋川地区広域圏清掃センターの基幹改良工事を受注

・232.5t/日のごみ焼却施設を長寿命化、15年以上の延命化とCO₂削減を実現

タクマは7月22日、渋川地区広域市町村圏振興整備組合(群馬県渋川市、吉岡町、榛東村で構成)から、「渋川地区広域圏清掃センターごみ焼却施設基幹的設備改良(長寿命化)工事」を受注したと発表した。既存施設の主要設備を更新・改良し、施設の15年以上の延命化を図るとともに、省エネルギー化によるCO₂排出削減を目指す。

対象となる渋川地区広域圏清掃センターは、1993年3月に竣工したストーカ式ごみ焼却施設で、処理能力は232.5t/24h(116.25t/24h×2炉)。今回の工事では、燃焼設備や排ガス処理設備など、定期修繕では対応が難しい基幹設備を大規模に更新する。

国内で稼働する約1,000カ所のごみ処理施設のうち、7割以上が稼働から20年を超えている。こうした老朽化施設への対応として、環境省は建屋などを有効活用しながら主要設備を更新する「基幹的設備改良工事」による施設の長寿命化を推進しており、多くの自治体で導入が進んでいる。

今回の工事では、設備更新による安定稼働の確保に加え、送風機のインバータ化など省エネ技術を導入することで、使用電力を削減し、CO₂排出量を3%以上低減する見込みである。施設のライフサイクルコスト低減と環境負荷低減を両立させる。

工事期間は2026年5月から2029年3月までの2年10カ月を予定している。

タクマは、ごみ焼却施設分野で国内最多となる約380施設の受注実績を有し、設計・建設から運営、維持管理、延命化工事まで幅広く展開している。今後も豊富な実績と技術力を生かし、既存施設の更新・長寿命化や地域に密着した施設運営を通じ、安全・安定的な廃棄物処理基盤の構築に貢献していく方針だ。

■工事概要(項目:内容)
発注者:渋川地区広域市町村圏振興整備組合
受注者:株式会社タクマ
工事名:渋川地区広域圏清掃センターごみ焼却施設基幹的設備改良(長寿命化)工事
工事場所:群馬県渋川市行幸田3153番地2

■施設概要
処理能力:232.5t/24h(116.25t/24h×2炉)
処理方式:ストーカ式
既存施設竣工:1993年3月
主な工事内容:燃焼設備、排ガス処理設備などの更新
契約工期:2026年5月~2029年3月(2年10カ月)

ニュースリリース