SEMITEC、宇部市に国内第2生産拠点、薄膜サーミスタのBCP強化へ「宇部臨空頭脳パーク」進出協定締結

SEMITEC(東京都墨田区)は5月18日、山口県宇部市と同市への企業進出に関する協定を締結したと発表した。同社は本年2月、「薄膜サーミスタ」の事業拡大と事業継続計画(BCP)強化を目的に、国内第2生産拠点の建設を決定しており、今回進出先となる「宇部臨空頭脳パーク」での新工場建設を本格化させる。

締結式は同日、宇部市役所で執り行われ、篠崎圭二宇部市長、山下節子宇部市議会議長、志賀光宏宇部市議会産業建設委員会委員長をはじめとする宇部市側関係者と、石塚大助代表取締役社長、石塚亨也常務取締役、梶原慎二新工場設立室担当課長らSEMITEC側が出席。山口県からは東泰宏産業労働部長が立ち会った。

SEMITECはすでに宇部市からの工場用地取得を完了しており、今後、工場建設を加速させる方針だ。

石塚大助社長は「新拠点の構築を通じて需要拡大に対応するとともに、地域経済の活性化に貢献したい」とコメント。宇部市側も、頭脳集積エリアである「宇部臨空頭脳パーク」への先進企業誘致として本件を位置づけ、積極的な支援を表明している。

薄膜サーミスタは、同社が強みとする高精度温度センシング技術のコア製品であり、自動車、産業機器、医療分野などで需要が拡大している。新工場はBCP観点での生産体制分散に加え、さらなる生産能力増強を目的としており、2020年代後半の本格稼働を目指す。

■プロジェクト概要

  • 進出先: 山口県宇部市「宇部臨空頭脳パーク」
  • 協定締結日: 2026年5月18日
  • 目的: 薄膜サーミスタの国内第2生産拠点建設(BCP強化・需要拡大対応)
  • 進捗: 工場用地取得完了、今後建設本格化
  • 意義: 地域経済活性化に向けた宇部市との相互協力

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