共和工業所(石川県小松市)は8月7日、新工場建設プロジェクトについて、建屋に加えて新棟の稼働に必要な関連設備などを含めた投資総額を45億円とすることを決めたと発表した。当初計画の20億円から25億円増額する。また、設備導入・立ち上げ期間を考慮し、操業開始時期を当初の2027年10月から2028年5月頃へ変更する。併せて、経済産業省の「中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」について、15億4,528万8,000円の交付決定を受けた。
同社は2025年3月、新工場の建屋建設などにかかる固定資産の取得を公表しており、当初は建屋建設費を中心に20億円の投資を計画していた。今回、新棟に付随する諸設備の構成方針を固めたことから、設備導入費などを含めたプロジェクト全体の投資額を改めて決議した。
新たな取得資産は、新工場の建物・構築物などの建屋に加え、これに付随する諸設備など。建築コストの動向や設備導入計画を反映した結果、取得価額は45億円となる見込みである。現時点では概算であり、今後の詳細設計や見積もりの進捗、運用に伴う付随費用などによって変動する可能性がある。
資金については、投資額を全額自己資金で賄い、事業完了後に国庫補助金を受領する予定。今回交付決定された補助金の上限額は15億4,528万8,000円となる。
操業開始時期については、当初予定していた2027年10月から約7カ月後ろ倒しし、2028年5月頃とする。新工場に導入する諸設備の具体的な計画を反映するとともに、設備の導入・立ち上げに必要な期間を確保する。
同社は今回の新工場整備を通じ、建屋だけでなく生産に必要な設備まで一体的に整備する計画。投資規模を拡大することで、新工場の生産基盤を強化する。
なお、今回の投資総額の変更、操業開始時期の変更および補助金交付決定による2027年4月期の通期業績への影響は軽微としている。今後、業績予想の修正など開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表する。
■計画概要
事業主体:共和工業所
投資対象:新工場の建屋・構築物、関連設備など
投資総額:約45億円(当初20億円)
増加額:25億円
資金調達:自己資金
国庫補助金:15億4,528万8,000円(上限額)
当初操業開始:2027年10月
変更後操業開始:2028年5月頃
補助制度:中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金
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