・化成品事業の研究開発機能を集約
理研ビタミン(東京都新宿区)は8月7日、化成品事業の研究開発力強化に向け、東京都板橋区の東京工場内に新研究開発拠点「Material Nexus Lab(マテリアル ネクサス ラボ、仮称)」を建設すると発表した。2028年3月の竣工、同年4月の運用開始を予定している。投資額は約16億円。
新施設は鉄骨造3階建て、延床面積1,860㎡。1階に成型加工室、2階に執務エリア、会議室、面談室、3階に実験室、分析室を配置する。竣工時の研究員は18人と補助スタッフを予定し、将来的には研究員を最大30人まで拡充する計画である。
同施設には、大阪工場(大阪府枚方市)および子会社の健正堂(埼玉県比企郡滑川町)に分散している研究開発機能を集約する。研究開発拠点を一本化することで技術者間の連携を促進し、化成品事業の製品開発・基礎研究を強化する。
同社の化成品用改良剤は、プラスチック、ゴム、化粧品、農業用フィルム、食品包装材など幅広い分野で使用されており、製品の機能性や加工性の向上に寄与している。近年は環境負荷低減に対する需要の高まりを背景に、バイオマス関連製品など環境配慮型製品の開発にも注力している。
新拠点では、高機能素材や新たな製品価値の創出を進めるほか、社会・環境課題の解決につながる研究開発を推進する。同社が保有する多様な素材技術(Material)に、知見、人材、データを結び付ける(Nexus)ことで、新たな価値を生み出す研究開発の中核拠点とする。
健正堂は理研ビタミンの子会社で、化成品用改良剤を高濃度でプラスチックに練り込み、ペレット状に加工した「機能性マスターバッチ」の製造などを手掛けている。今回の研究開発機能集約により、製品開発から成型加工、分析までの技術連携を強化する。
■施設概要(項目・内容)
名称:Material Nexus Lab(仮称)
所在地:東京都板橋区若木1-15-10(東京工場内)
機能:化成品用改良剤の製品開発、基礎研究
延床面積:1,860㎡
投資金額:約16億円
構造:鉄骨造3階建て
竣工:2028年3月予定
運用開始:2028年4月予定
研究員数:竣工時18人+補助スタッフ、将来最大30人
フロア構成:1階=成型加工室、2階=執務エリア・会議室・面談室、3階=実験室・分析室
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