・建設会社10社目、締固め機械の自動化・標準化を推進
酒井重工業 は8月6日、JIG-SAWとと共同で進める、ロードローラ向け自動操縦などを実用搭載した業界標準機の開発プロジェクト「Auto-Drive Synchronized Control System(ASCS)for Compaction Equipment」に、飛島建設が参画することが決まったと発表した。建設会社の参画は10社目となり、締固め工程の自動化・高度化に向けた取り組みをさらに拡大する。
同プロジェクトは、i-Construction分野で盛土などの土木構造物の品質を左右する締固め工程を対象に、締固め機械の自律制御や自動操縦機能を実用搭載した業界標準機の開発を目指すもの。
酒井重工業とJIG-SAWは2015年から、ロードローラを対象に自律走行・操縦システムの共同研究開発と実証を進めてきた。酒井重工業のロードローラと、JIG-SAWが開発する自律走行・操縦ソフトウェアを連携させ、研究開発や各種テストを重ね、2019年には実際の工事現場で走行・稼働実証が可能な段階に到達した。
両社は2019年6月、より広範な関連業界との連携を強化するため、締固め機械向け自動操縦プロジェクト「ASCS for Compaction Equipment」に関する覚書を締結。実用化・製品化に向けた取り組みを加速してきた。こうした開発成果を踏まえ、2024年10月からは共同開発した「自動運転ローラ(ARMs)」の受注を開始している。
今回の飛島建設の参画により、建設現場でのニーズを踏まえた自動運転ローラのさらなる実用性向上や、施工への適用範囲拡大が期待される。
これまでに参画している建設会社は、大林組、安藤・間、大成建設、熊谷組、清水建設、フジタ、不動テトラ、前田建設工業、前田道路の9社。飛島建設を加え、10社となる。
今後は、舗装用締固め機械にも対象を広げるなど、プロジェクトの裾野を拡大する。両社は建設会社をはじめとする関係企業・事業体との連携を強化し、「自動運転ローラ(ARMs)」の普及展開とともに、業界標準機の完成度向上に向けた研究開発を継続する。
■概要
- プロジェクト名:Auto-Drive Synchronized Control System(ASCS)for Compaction Equipment
- 主体:JIG-SAW、酒井重工業
- 新規参画:飛島建設
- 建設会社の参画:10社
- 主な対象:ロードローラなどの締固め機械
- 目標:自律制御・自動操縦機能を実用搭載した業界標準機の開発
- 製品:自動運転ローラ(ARMs)
- 受注開始:2024年10月
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