極東開発、インドネシア第二工場が竣工、特装車生産能力を大幅強化

・マイニング需要に対応

極東開発工業は8月6日、現地法人PT. Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesiaの第二工場が2026年7月23日に竣工したと発表した。インドネシア国内で拡大する商用車需要、特に石炭・ニッケルなどのマイニング市場向けに特装車の生産体制を強化する狙いだ。

インドネシアでは物流・インフラ整備・資源開発を背景に商用車の利用が広がっており、国策の後押しで需要がさらに拡大。生産能力の増強が急務となっている。同社が注力するマイニング分野では、鉱物資源の輸送効率化を目的に運搬車両の大型化や多様な用途対応製品へのニーズが高まっている。こうした市場環境に応えるため、既存工場の隣接地に第二工場を建設した。

■第二工場の概要は次の通り。

  • 名称:PT. Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia
  • 所在地:インドネシア共和国西ジャワ州プルワカルタ県ブングルサリ地区ダングデウル村 ブキット・インダ工業団地 E1-1号
  • 敷地面積:40,130㎡
  • 延床面積:9,325㎡
  • 建屋構成:生産棟(事務所・食堂・ロッカールーム併設)
  • 主な生産品目:サイドダンプトレーラ、散水車、大型マイニングダンプ(40m³・45m³)
  • 投資額:294,000百万インドネシアルピア(約27億3,400万円※)
  • 竣工日:2026年7月23日
    ※1インドネシアルピア=0.0093円の社内換算レートによる。

工場の特徴として、サイドダンプフルトレーラをはじめとする超大型・大型ダンプボデーの製造・架装に対応しつつ、他製品にも柔軟に対応できる建屋構造と生産レイアウトを採用。製品・シャシ保管用の十分な駐車スペースを確保し、構内物流の効率性にも配慮した。安全面では大型重量ボデーの反転作業に従来のスリングベルト方式ではなくロータリージグ方式を導入し、安全性を向上。長尺ボデー対応の専用ショットブラストブースおよびペイントブースを設置し、環境負荷低減と作業環境改善も図っている。

同社は中期経営計画に沿い、多様なニーズに対応した高品質製品をタイムリーに供給できる体制を構築。インドネシア市場での事業基盤強化と海外事業のさらなる成長を目指す。今後は既存工場と第二工場の連携・生産機能最適化を進め、サイドダンプトレーラや散水車などを効率的に生産する体制を整備するとともに、事業を通じてインドネシアの産業・地域社会の発展に貢献していく方針。

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