中国の油圧・空気圧・シール業界、2026年1-3月は生産・販売とも2桁成長、輸出入も拡大基調

中国液圧気動密封件工業協会(CHPSA):2026年5月15日

中国液圧気動密封件工業協会(CHPSA)が公表した主要企業統計によると、2026年1〜3月の中国の油圧・空気圧・シール業界は、生産・販売ともに2桁成長を維持し、資産規模の拡大と安定した収益性を確保した。対外貿易も引き続き増加基調で推移している。

まず工業総生産額は、1〜3月累計で267億3,000万元となり、前年同期比14.8%増加した。このうち油圧・空気圧・シール業界の生産額は246億5,000万元で、同14.6%増となった。

分野別では、油圧業界が93億元(同22.1%増)と高い伸びを示したほか、空気圧業界は67億1,000万元(同15.2%増)、シール業界は79億1,000万元(同13.3%増)と堅調に推移した。流体動力機器業界も2億5,000万元(同23.2%増)となった。

営業収入についても拡大が続き、業界全体では253億4,000万元(同17.0%増)となり、機械工業全体を11.4ポイント上回る成長率となった。このうち油圧・空気圧・シール業界の営業収入は241億8,000万元で、同17.2%増加した。

貿易面では、1〜3月の油圧・空気圧・シール製品の輸出額は17億3,000万ドルとなり、前年同期比8.8%増加した。内訳は油圧が7億8,000万ドル(同14.7%増)、空気圧が5億3,000万ドル(同4.0%増)、シールが4億2,000万ドル(同4.7%増)だった。

一方、輸入額は15億2,000万ドルで、前年同期比16.5%増となった。分野別では、油圧が6億7,000万ドル(同19.1%増)、空気圧が4億5,000万ドル(同16.2%増)、シールが4億ドル(同12.6%増)となっている。

CHPSAでは、第1四半期について「業界全体は安定成長のもとで上向きに推移し、生産・販売とも比較的速い成長を維持した」と分析している。一方で、輸出伸び率は前月比でやや鈍化しており、今後は外部環境の変化や市場需要動向が注目されそうだ。

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