エピロック、協業・技術革新・サービス分野で社内表彰

・CO₂排出量のリアルタイム監視や新自動化プラットフォーム、予知保全の取り組みを評価

エピロック(Epiroc):2026年5月26日

エピロックは、鉱山・インフラ業界向けの生産性および持続可能性向上に貢献した取り組みを対象に、2026年の社内表彰を実施したと発表した。顧客との協業によるCO₂排出量のリアルタイム監視、次世代自動化プラットフォームの開発、予知保全分野での進展などを評価し、3部門で年間表彰を行った。

エピロックの社長兼CEOであるヘレナ・ヘドブロム(Helena Hedblom)氏は、「受賞者は、イノベーション、コミットメント、協業という当社の中核的価値観を体現している。顧客の現場をより安全で生産的、かつ持続可能にする革新的な取り組みを誇りに思う」とコメントした。

「ユナイテッド・イン・パフォーマンス賞(United in Performance Award)」は、優れた顧客協業を評価する賞で、エピロックのツール部門と、スウェーデンの鉱山会社ボリデン(Boliden AB)のチームが受賞した。

両社は、削岩工具向けとして業界初となるライフサイクル分析を実施し、新たなデジタル報告プラットフォームへ統合。これにより、ボリデンは削岩工具使用に伴うCO₂排出量をリアルタイムで監視できるようになった。

また、革新的なドリルビット技術とクローズドループ型リサイクルモデルを導入したことで、ドリルビット由来のCO₂排出量を90%超削減。坑内研削作業を不要にしたことで安全性向上にもつなげた。エピロックは、この協業を「責任ある生産性向上と循環型経済、長期パートナーシップの好例」と評価している。

「インスパイアード・バイ・イノベーション賞(Inspired by Innovation Award)」は、商業的成功を収めた革新的技術開発を表彰するもので、エピロックのサーフェス部門とテクノロジー&イノベーション部門が受賞した。

受賞対象となった「コモン・オートメーション・パネル(Common Automation Panel=CAP)」は、遠隔掘削オペレーションを全面刷新する新たなデジタル自動化プラットフォーム。従来のキャビン型オペレーションステーションを置き換え、複数メーカー機械が混在する現場環境への対応を可能にした。エピロックは、このCAPが次世代自動化分野における同社の競争力強化につながっているとしている。

「デア・トゥ・シンク・ニュー賞(Dare to Think New Award)」は、エピロックのビジョン名に由来する賞で、パーツ&サービス部門とデジタルソリューション部門のチームが受賞した。

同チームは、新たなインテリジェントプラットフォームを活用し、従来の事後対応型サービスから成果重視型パートナーシップへの転換を推進。予知保全、部品供給性向上、先行的な保守計画を実現した。顧客中心の取り組みにより、エピロックは顧客の「真のパフォーマンスパートナー」としての地位を強化しているという。

■ エピロック(Epiroc)について
エピロックは、鉱山・インフラ分野向けのグローバル企業で、掘削リグ、岩盤掘削機械、建設機械、工具などを展開。加えて、自動化、デジタル化、電動化ソリューションやアフターサービスも提供している。2025年の売上高は約620億スウェーデンクローナで、約150カ国で約1万9,000人の従業員を擁する。

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