アトラスコプコ、2026年第2四半期は受注高が過去最高、半導体向け需要がけん引し増収増益

アトラスコプコ(Atlas Copco) :2026年7月16日

アトラスコプコは7月16日、2026年第2四半期(4~6月)決算を発表した。半導体業界向け需要の拡大を背景に受注が大幅に伸長し、受注高は前年同期比27%増の509億5,100万スウェーデンクローナ(MSEK、約8,662億円、17円換算)と四半期ベースで過去最高を更新した。売上高、営業利益ともに増加し、全事業分野で2桁の受注成長を達成した。

第2四半期の受注高は前年同期の400億8,700万SEKから27%増加し、有機ベースでも26%増となった。売上高は449億7,400万SEK(約7,646億円)で前年同期比9%増(有機ベース8%増)。営業利益は92億4,900万SEK(前年同期84億9,300万SEK)となり、営業利益率は20.6%と前年同期と同水準を維持した。

比較可能性に影響する項目を除いた調整後営業利益は94億5,500万SEKで、利益率は21.0%(前年同期20.4%)へ改善した。税引前利益は91億4,400万SEK、営業キャッシュフローは67億5,800万SEKとなった。投下資本利益率(ROCE)は24%だった。

バグナー・レゴ(Vagner Rego)社長兼CEOは、「アトラスコプコ・グループ(Atlas Copco Group)の製品、サービス、ソリューションに対する需要は、第2四半期に大きく改善し、とりわけ半導体業界からの需要が力強かった」とコメント。「すべての事業分野で2桁の受注成長を達成し、ほぼすべての顧客セグメントで高い活動水準が続いた」と述べた。

さらに、「顧客からの高い需要は、当社への信頼と強固な市場ポジションを反映している。研究開発や買収への継続的な投資が着実に成果を上げていることを示している」とし、成長投資の効果に自信を示した。

事業環境については、短期的な見通しとして「顧客活動は現在の水準を維持する」との従来予想を据え置いた。

■ アトラスコプコ・グループについて
アトラスコプコ・グループは、コンプレッサー・真空機器、エネルギーソリューション、排水・産業用ポンプ、産業用電動工具、組立システム、マシンビジョンなどを展開する産業機械メーカー。2025年の売上高は1,680億SEK(約2兆8,560億円)で、グループ従業員数は約5万6,000人となっている。

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