コネクレーンズ、AXIA Energiaの水力発電所2カ所でクレーン近代化工事を受注

コネクレーンズ(Konecranes) :2026年7月15日

コネクレーンズは、ブラジル大手再生可能エネルギー・送電事業会社のアクシア・エネルジア(AXIA Energia)から、水力発電所2カ所におけるクレーン近代化プロジェクトを受注した。対象となるのは、ブラジルのマンス(Manso)水力発電所およびマスカレニャス・デ・モラエス(Mascarenhas de Moraes)水力発電所で、2026年5月に契約を締結し、2027年に改修工事を実施する予定である。

今回のプロジェクトは、アクシア・エネルジア(AXIA Energia)が進める水力発電設備の更新プログラムの一環。発電所内のタービンの保守・近代化作業に不可欠な天井クレーンおよびガントリークレーンを更新し、設備の安全性、信頼性、稼働率の向上を図る。

供給範囲には、2カ所の発電所に設置された5台のクレーンを対象とした電気・機械システムの近代化が含まれる。具体的には、駆動装置および駆動モーターの交換、新型ブレーキシステムの導入、可変周波数ドライブ(VFD)の設置、制御・自動化システムの更新、無線リモート制御装置の導入、運転室の近代化などを実施する。

ミナスジェライス州のマスカレニャス・デ・モラエス水力発電所では、主巻200トン、副巻25トンのガントリークレーン1台を近代化する。工事は2027年2月に実施する予定。

また、マットグロッソ州のマンス水力発電所では、4台のクレーンを対象に改修を行う。内訳は、容量65/15/5トンの天井クレーン2台と、容量20トンおよび15トンのガントリークレーン2台で、工事は2027年末までの完了を予定している。

コネクレーンズ(Konecranes)のフェリピ・ペレイラ(Fellipi Pereira)シニア・アカウント・エグゼクティブは、「水力発電所の近代化では、荷役設備に対して高い性能と信頼性が求められる。今回のクレーンの機械システムおよび制御システムの更新により、タービン近代化プロジェクト期間中の集中的な使用に対応するとともに、設備の安全性、信頼性、可用性を向上させ、発電所の更新を支援する」とコメントしている。

アクシア・エネルジア(AXIA Energia)は、南半球最大規模の100%再生可能エネルギー企業で、ブラジル国内発電能力の17%、国家相互接続システム(SIN)の送電線網の37%を担う。同社は81カ所の発電所を運営しており、その内訳は水力発電所47カ所、風力発電所33カ所、太陽光発電所1カ所となっている。

■ コネクレーンズ(Konecranes)について
コネクレーンズは、マテリアルハンドリング分野のグローバルリーダーとして、幅広い産業分野向けにクレーン、リフティング機器、サービスソリューションを提供している。デジタル化や技術開発への投資を進めるとともに、脱炭素化や循環型経済、安全性向上を支援するソリューションを通じて、効率的なマテリアルフローの実現を推進している。
同社は50カ国以上で約1万6500人の従業員を擁し、世界各地で産業設備の「持ち上げる・運ぶ・移動する」ニーズに対応している。2025年のグループ売上高は42億ユーロ。株式はナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki、銘柄コード:KCR)に上場している。

ニュースリリース