カナデビアは7月16日、100%子会社で水処理事業を展開するオズモフロ・ホールディングス(Osmoflo Holdings Pty Ltd、本社:豪州アデレード、以下Osmoflo)が、豪州の上下水処理プラント設計・施工会社ガイデラ・オコナー(Guidera O’Connor Pty Ltd、以下GO)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。買収完了は2026年9月頃を予定している。
今回の買収により、OsmofloはGOが持つ上下水処理プラントの設計・建設能力を取り込み、設計から施工、運転・維持管理(O&M)までを一貫して提供できる体制を構築する。これにより、従来の民間向け水処理市場に加え、自治体向け市場での事業展開を本格化し、豪州市場での事業基盤を強化する。
Osmofloは、創業以来、豪州を中心に逆浸透(RO)膜技術を活用した海水淡水化・排水処理プラントの設計、機器供給、O&M、機器レンタルなどの水処理事業を展開してきた。これまでに600件を超えるプロジェクト実績を有し、民間企業向けを中心に事業を拡大している。
一方、GOは2001年設立の水インフラ企業で、豪州の自治体向け市場において上下水処理プラントおよび関連インフラの設計・建設サービスを提供している。同市場で豊富な施工実績と強固な顧客基盤を有しており、2025年6月期の売上高は約1億1,478万豪ドル、従業員数は180人(2026年6月時点)となっている。
今回の統合によって、Osmofloは水処理プラントにおけるEPC(設計・調達・建設)能力を強化し、民間・自治体双方の需要に対応可能な総合水処理サービス企業への成長を目指す。
豪州では、人口増加や既存水インフラの老朽化、安全・安心な水供給への需要拡大、持続可能性への関心の高まりを背景に、信頼性や強靭性を備えた水インフラ整備の需要が増加している。
カナデビアは、今回の買収を通じて豪州における水処理事業の競争力を高めるとともに、Osmofloを核として世界各地で安全・安定した水供給に貢献する事業展開を推進する。
■買収対象会社の概要
会社名:ガイデラ・オコナー(Guidera O’Connor Pty Ltd)
所在地:31 Holland Street, Thebarton South Australia 5031
事業内容:上下水処理プラントおよび関連インフラの設計・建設
設立:2001年12月10日
売上高:約1億1,478万豪ドル(2025年6月期)
従業員数:180人(2026年6月時点)