・ガソリン・ディーゼルは堅調も、ガスエンジンは3年連続減
一般社団法人日本陸用内燃機関協会は7月1日、令和7年度(2025年度、令和7年4月~令和8年3月)の陸用内燃機関の販売経路別・需要部門別出荷状況をまとめた。
■総合計は3,347千台、前年度比100.0%
ガソリン・ディーゼル・ガスエンジンを合計した出荷台数は3,347千台となり、前年度とほぼ同水準を維持した。販売経路別では、自家用が1,582千台(同106.4%)、直売672千台(同99.9%)、単体輸出991千台(同92.6%)。比率は自家用47.3%、直売20.1%、単体輸出29.6%となった。自家用輸出・OEM輸出・単体輸出を合わせた輸出向けは計2,214千台に達し、全体の66.1%を占めるなど、輸出依存の構造が改めて浮き彫りとなった。輸入エンジンは369千台(全体の11.0%、前年度比+2.2ポイント)で、輸入比率は拡大傾向にある。
■ガソリンエンジン、2年連続プラス
ガソリンエンジンの出荷は1,945千台(同100.9%)となり、2年連続の増加。自家用の増加とOEM輸出の伸びが牽引した。内訳は自家用1,202千台(同109.8%)、直売457千台(同100.9%)、単体輸出184千台(同69.6%)。単体輸出の落ち込みが目立つ一方、自家用・直売が下支えした形だ。輸入エンジンは333千台、全体の17.1%(同+3.1ポイント)を占めた。

■ディーゼルエンジンは横ばい
ディーゼルエンジンは総合計1,315千台(同100.0%)とほぼ横ばい。自家用358千台(同97.4%)、直売198千台(同98.0%)、単体輸出758千台(同101.8%)で、単体輸出が全体の6割近くを占める構造は変わらない。輸入エンジンは36千台、全体の2.7%(同+0.7ポイント)。
■ガスエンジンは3年連続マイナス
一方、ガスエンジンは全ての販売経路で減少し、総合計88千台(同85.1%)と3年連続の減少となった。自家用22千台(同94.3%)、直売16千台(同94.2%)、単体輸出49千台(同79.1%)。輸入エンジンはゼロだった。
■需要部門別、農林・漁業機械が国内需要の柱
国内需要部門別では、ガソリンエンジンは農林・漁業機械向けが1,412.9千台と全体の80.2%を占め圧倒的な比率となった。ディーゼルエンジンは土木建設・運搬荷役・産業機械向けが306.1千台(55.0%)で最大シェア。ガスエンジンは電気機械向け15.8千台(40.8%)とその他16.0千台(41.2%)が拮抗した。
単体輸出の需要部門別では、ディーゼルエンジンの土木建設・運搬荷役・産業機械向けが585.7千台(全体の77.2%)と突出。ガソリンエンジンは農林・漁業機械向けが146.7千台(79.9%)で最大シェアを占めた。
同協会は、ガスエンジンについて平成25年度分から統計資料として取りまとめを継続している。
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