荏原環境プラント、大村市の新ごみ処理施設DBO事業を受注、2030年稼働へ128t/日の焼却施設を整備

荏原環境プラント(東京都大田区)は7月3日、同社を代表企業とするグループが長崎県大村市から「大村市新ごみ処理施設整備・運営事業」を受注したと発表した。

本事業は、施設の設計・建設から運営・維持管理までを一括して担うDBO(Design-Build-Operate)方式を採用する。大村市内で発生する一般廃棄物を処理するエネルギー回収型廃棄物処理施設を整備し、完成後は荏原環境プラントが設立する特別目的会社(SPC)「株式会社おおむらEサービス」が約19年9カ月にわたり施設の運営・維持管理を担当する。

新施設の処理能力は128t/日(64t/日×2炉)。ごみ焼却時に発生する余熱を利用した蒸気タービン発電設備を備え、最大出力は3,140kW。発電した電力は施設内で利用するほか、余剰電力については将来整備予定のマテリアルリサイクル推進施設や公共施設へ供給する計画で、地域の脱炭素化やエネルギーの有効活用に寄与する。

受注にあたっては、同社の廃棄物処理施設における豊富な実績に加え、エネルギー回収効率の向上による脱炭素への取り組みや、地域貢献策などが評価されたという。

今後は、安全性と事業継続性を重視した施設整備と長期運営を進めるとともに、地域経済の活性化や持続可能な地域社会の実現にも貢献していく方針。

■事業概要
事業名称:大村市新ごみ処理施設整備・運営事業
発注者 管理者:大村市長 園田 裕史
施設規模:エネルギー回収型廃棄物処理施設:128t/日(64t/日×2 炉)
発電能力:蒸気タービン発電(最大出力3,140kW)
事業期間:設計・建設期間 2026年3月27日~2030年6月30日
運営期間:2030年7月1日 ~2050年3月31日(19年9ヵ月間)
建設場所:大村市森園町1470番地

ニュースリリース