コマツ(小松製作所)は7月3日、6月10日に発表していたグリーンボンド(無担保普通社債)の発行条件を決定したと発表した。発行額は200億円で、調達資金は本社ビル建て替えに伴う設備資金に充当し、環境性能の高い施設整備を推進する。
今回発行するグリーンボンドは3年債で、利率は年1.782%。払込日は7月9日を予定している。資金使途は、本社ビル建て替えに係る設備資金で、付随する土地取得費や設備費、改修費用なども含まれる。対象となる本社ビルは2026年4月に建築物の省エネルギー性能を評価する「ZEB Ready」認証を取得しており、環境負荷低減に配慮したオフィス整備を進める。
社債格付は格付投資情報センター(R&I)による「AA」を取得。さらに、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパンから、「グリーンボンド原則2025」「グリーンボンドガイドライン2024年版」「グリーンローン原則2025」および「グリーンローンガイドライン2024年版」への適合性について、セカンドパーティオピニオンを取得している。
主幹事証券会社およびストラクチャリング・エージェントは野村證券が務める。
コマツは中長期的な環境戦略の一環として、事業活動における脱炭素化や環境負荷低減を推進しており、今回のグリーンボンド発行も、環境性能に優れた本社施設整備を通じてサステナブルファイナンスを活用する取り組みとなる。