・15トンクラスの油圧ショベル「TB3150」オフセットブーム仕様および「TB3150R」固定ブーム仕様の2機種が目玉
竹内製作の英国法人(Takeuchi UK):2026年6月19日
竹内製作所は、英国で開催される建設機械展示会ヒルヘッド(Hillhead)において、最新の3シリーズ機を出展する。今回の目玉は、15トンクラスの油圧ショベル「TB3150」オフセットブーム仕様および「TB3150R」固定ブーム仕様の2機種である。新モデルは、3シリーズのデザインを踏襲しつつ、出力向上により高い作業性能を実現している。
同社は近年、大型機への注力を強めており、新たな15トンクラスモデルでは、固定ブームとオフセットブームの2種類の作業形態を用意し、現場ニーズに応じた柔軟な運用を可能にした。両機種は共通プラットフォームを採用しながらも、異なる作業コンセプトに基づいて設計されている。
TB3150はブームスイング機構を備え、車体を移動させることなくオフセット掘削が可能である。これにより、配管工事や狭隘箇所での精密な位置決め作業に適する。一方、TB3150Rは後方旋回半径を抑えたリデュースドテールスイング設計と強化型固定ブームを採用し、後方張り出しを最小限に抑制。構造物近接や狭小空間での作業において高い安全性と作業性を発揮する。
また、TB3150Rにはオプションとして2ピースブーム仕様を設定しており、揚重作業や作業距離の異なる現場において、さらなる柔軟性を提供する。
動力面では、両機ともに3シリーズの最新改良を反映し、油圧出力を大幅に向上。複合作業時においても優れたパフォーマンスを発揮する。エンジンにはヤンマー(Yanmar)製の新型ユニットを搭載し、最大出力85kW(114hp)を確保、多様な用途に対応する。
キャビン内装も刷新され、操作性と快適性を重視した設計となっている。オートエアコン、ヒーター付きエアサスペンションシート、PINコードおよびRFIDによるキーレススタート機能を標準装備し、現場でのセキュリティ性を向上させた。さらに、8インチタッチスクリーンディスプレイ、270度カメラビュー、直感的なジョグダイヤルおよびマルチスイッチコントロールパネルにより、各種機能へのアクセス性を高めている。
操作系にはパイロット式ジョイスティックを採用し、走行、ドーザーブレード、ブームスイングなどの機能には電気油圧(EH:Electro-Hydraulic)制御を組み合わせ、精度と操作性の両立を図った。
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