カルマー、中国各地の顧客から電動リーチスタッカーを受注

カルマー(Kalmar):2026年6月29日

カルマーは6月29日、中国・内モンゴル自治区、天津、上海、香港の顧客とそれぞれ契約を締結し、合計4台の電動リーチスタッカーを受注したと発表した。これらの受注は2026年第2四半期の受注高に計上されており、納入は2026年第2〜第4四半期にかけて順次実施される予定。

対象機はカルマーの上海工場で製造されたもので、同工場は最近の拡張により、操業効率の最適化と生産能力の強化が図られている。

今回納入されるリーチスタッカーには、同社の次世代リチウムイオン電池技術が初採用される。同技術はエネルギー容量の向上、熱安定性の改善に加え、多様な運用環境下において長期かつ安定した性能特性を実現する。また、中国の電動車両用充電規格であるGB/Tに準拠したネイティブ急速充電機能を備えており、アダプターや追加改造を必要とせず、現地電力網へ直接接続して充電が可能となる。

カルマー上海工場のマネージングディレクター、ジョン・チャン(John Zhang)氏は、「今回の受注は、中国全土で電動重機の導入が加速していることを示すとともに、業界の持続可能な運用への移行を支援する先進的ソリューションを提供する当社の能力を裏付けるものだ。また、拡張した上海工場の戦略的重要性も示しており、中国市場における電動荷役機器需要の高まりに対する供給力強化につながっている」とコメントした。

カルマー・グレーター・チャイナのバイスプレジデント、アレックス・タン(Alex Tang)氏は、「中国では多様な産業分野において、業務効率の向上とCO2排出削減を同時に実現するため、電動荷役機器の需要が急増している。今後も顧客の長期的なエネルギー転換を支援し、機材の電動化に向けた実行可能なロードマップ構築を後押ししていく」と述べた。

カルマー(Kalmar)は、世界の重要なサプライチェーンにおける物流を支える企業であり、持続可能なマテリアルハンドリング機器およびサービスの先導企業を目指している。港湾・ターミナル、物流センター、製造業、重量物流分野向けに幅広い重機およびサービスを提供している。フィンランド・ヘルシンキに本社を置き、120カ国以上で事業を展開、従業員数は約5,300人。2025年の売上高は約17億ユーロ。

ニュースリリース