ヒアブ(Hiab):2026年6月25日
ヒアブは6月25日、車載荷役ソリューション向け新型フックリフトシリーズ「MULTILIFT Optima」を発表した。高頻度かつ標準化された運用を想定して開発した新製品群で、コスト効率と高い信頼性を両立し、日常業務における生産性向上を目指す。
今回の投入により、同社は20トン級および25トン級の製品ラインアップを従来の2機種から4機種へ拡充。用途や運用条件に応じた選択肢を広げる。
新シリーズは「MULTILIFT S-Type」と「MULTILIFT Z-Type」の2系統で構成される。
MULTILIFT S-Typeは、標準化された運搬用途向けの定番モデルとして位置付けられる。更新された「20S」「25S」は、堅牢な水平スライド機構を採用し、シンプルかつ信頼性の高い搬送性能を追求した。
一方、MULTILIFT Z-Typeは機動性と低積載角度を重視した次世代モデルとなる。「20Z」「25Z」は、スライド動作とチルト動作を単一構成で連続的に制御する設計を採用。これにより積み込み角度を低減するとともに、持ち上げ高さを抑えた運用を可能にした。
新シリーズ全機種には、性能と操作性を高める複数の新技術を搭載した。
構造面では、軽量高強度設計のエボライト(EvoLight™)鋼構造を採用。高い耐久性を維持しながら積載能力を向上させ、1回あたりの輸送量増加による燃料消費、運用コスト、輸送トン当たりの排出量低減に寄与する。
制御系では、新型コントロールモジュールと次世代制御バルブを採用し、Sタイプ、Zタイプともに高出力かつ安定した作動性能を確保するとともに、欧州連合(EU)の安全要件にも適合した。
操作性では、運転席内に新設計のキーパッド型コントローラーを搭載。直感的な操作インターフェースにより、作業効率と安全性の向上を図る。
ヒアブ・デマウンタブル部門(Hiab Demountables)の製品管理シニアマネージャー、パウリ・シーボネン(Pauli Siivonen)氏は、「新しいMULTILIFT Optimaシリーズを発表できることを誇りに思う。廃棄物・リサイクル、輸送・物流、建設分野まで幅広い業界ニーズに対応する理想的な製品群であり、ヒアブの持続可能性、品質、顧客価値への長期的な取り組みを示すものだ」とコメントした。
ヒアブは、車載荷役分野におけるスマートかつ持続可能なソリューションを展開するグローバルメーカー。世界で約3,000カ所の販売・サービス拠点ネットワークを通じ、100カ国超に製品を供給している。2025年の売上高は約16億ユーロ、従業員数は約4,000人。
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