川崎重工業は8月3日、半導体基板搬送装置関連技術の米国特許を巡り、ローツェおよび同社米国子会社Rorze Automation, Inc.を相手取って提起していた特許侵害訴訟について、両社間で和解契約を締結したと発表した。
同訴訟は、川崎重工が2022年8月30日に米国で提起したもので、半導体基板搬送装置に関する米国特許の侵害を巡る案件。今回の和解契約の締結に伴い、係属中の特許侵害訴訟については、和解契約に基づき取り下げ手続きを進める。
和解契約の具体的な内容については、当事者間の守秘義務により非開示としている。
川崎重工は、知的財産権を重要な経営資源と位置付けており、今後も適切な保護と活用を通じて企業価値の向上に取り組む方針を示した。
半導体製造装置市場では、高度な搬送技術や制御技術が競争力の源泉となっており、知的財産権を巡る紛争は企業戦略上の重要課題となっている。今回の和解により、約4年にわたる係争が終結することになる。