三菱重工業は8月4日、2027年3月期(2026年度)第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比16%増の1兆1,942億円となり、増収増益の好スタートとなった。通期の業績予想は、売上収益5兆4,000億円(前期比8.6%増)など前回公表値を据え置いている。なお、受注高の通期見通しは前回の6兆8,000億円から7兆円に上方修正した。
■2026年度第1四半期決算概要
- 受注高:2兆224億円(前年同期比26%増)。「エナジー」「プラント・インフラ」「インダストリアル・ソリューション」の3セグメントが伸長。特にGTCCが受注を大きく牽引した。一方「航空・防衛・宇宙」は前年同期に計上した大型案件の反動で減少した。受注残高は14兆1,030億円と、前期末から8,653億円増加。
- 売上収益:1兆1,942億円(同16%増)。「エナジー」「インダストリアル・ソリューション」「航空・防衛・宇宙」の3セグメントで増収。主な事業別ではGTCC、原子力が大きく伸びた。
- 事業利益:1,596億円(同65%増)。全セグメントで前年同期比増益となり、特にGTCC、原子力の伸びが寄与した。事業利益率は13.4%(前年同期9.4%)に改善。
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:1,346億円(同97%増)。事業利益の増加に加え、円安進行にともなう為替差益の計上により大幅な増益となった。基本的1株当たり四半期利益は40.08円(前年同期20.32円)。
■2026年度通期見通し
売上収益:5兆4,000億円(前期比8.6%増、前回見通しから変更なし)、事業利益:5,400億円(同24.9%増、変更なし)、親会社の所有者に帰属する当期利益:3,800億円(同14.4%増、変更なし)。受注高は7兆円(前回6兆8,000億円から上方修正、前期比8.5%減)。
想定為替レート:1ドル=150円、1ユーロ=180円。
詳細は、2027年3月期第1四半期決算説明資料を参照。
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