サンドビック(Sandvik AB):2026年6月25日
サンドビックは6月25日、スウェーデン北部マルムベリエット(Malmberget)で計画されるLKABの新たな選別プラント向けに、破砕・選別設備を受注したと発表した。受注額は約1億7,500万スウェーデンクローナ(SEK、約30億円)で、2026年第2四半期の受注として計上した。
今回の受注対象は、コーンクラッシャー、二段式スクリーン(ダブルデッキスクリーン)、振動フィーダーなどで構成される。供給する全設備には、サンドビック独自の自動化・接続システム「ACS(Automation and Connectivity System)」を搭載し、LKABのプラント制御システムと統合する。
これにより、運転状況の高度な監視・制御に加え、データに基づく意思決定や予防保全を可能にする。さらに、先進技術と顧客仕様に合わせた受注設計方式(Engineered-To-Order:ETO)を組み合わせ、生産性、運転効率、製品品質の最大化を図る。設備の納入は2027年第2~第3四半期を予定している。
サンドビックのロックプロセシング事業部門長を務めるリチャード・ハリス(Richard Harris)氏は、「LKABとの協業をさらに強化し、最新技術、イノベーション、サービス能力を通じて同社の事業運営を支援できることを楽しみにしている」とコメントした。
新選別プラントは2028年の稼働開始を見込む。年間処理能力は磁鉄鉱(マグネタイト鉱石)2,400万トン、赤鉄鉱(ヘマタイト鉱石)100万トン。プラントでは鉱石を破砕・選別し、磁力選鉱を行う工程を担う。これは原鉱石を選鉱工程へ送って粉鉱やペレット製品へ加工する前段階として重要な役割を果たす。
今回の案件は、鉱山分野におけるデジタル化と設備高度化需要を背景に、選鉱工程の自動化・効率化を進める大型設備投資の一環として位置付けられる。
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