日機装、ベトナム工場に太陽光発電導入 、年間約4,000トンのCO2削減見込む

日機装は6月24日、同社100%子会社で航空機部品製造を手掛けるNikkiso Vietnam, Inc.(ベトナム・ハノイ近郊)において、太陽光発電システムの稼働を開始したと発表した。対象は同社ベトナム第1および第2工場で、製造拠点における環境負荷低減の取り組みを一段と強化する。

同システムは工場建屋屋上に設置され、パネル枚数は8,525枚。年間発電量は約6,134MWhを見込む。これにより年間のCO2排出量は約4,103トン削減され、2024年比で30.5%の削減効果となる見通しだ。発電は2026年5月に開始した。

事業方式はオンサイトPPA(電力販売契約)方式を採用。PPA事業者が設備を設置し、発電した電力を需要家が購入する仕組みで、初期投資を抑えつつ再生可能エネルギーの導入を可能としている。

日機装はこれまでに国内でも、金沢製作所(石川県金沢市)および宮崎日機装(宮崎県宮崎市)で太陽光発電システムを導入しており、今回のベトナム拠点での展開はグローバルでの脱炭素化推進の一環となる。

同社は中期経営計画「NIKKISO 2028」において、サステナビリティ経営に関する6つのマテリアリティを設定。このうち「環境負荷低減の取り組み」ではGHG削減を主要目標に掲げている。今後も製造拠点における排出削減とともに、低・脱炭素社会の実現に寄与する製品・技術開発を進める方針。

所在地はベトナム・フンイエン省タンロン工業団地II内(Plot No. C6&C7)。航空機部品の生産拠点として機能している。

ニュースリリース