極東開発工業は6月18日、狭小現場での作業性を大幅に向上させた新型の脱着ボデー車「前吊り式フックロールフルトレーラ」を22日より発売すると発表した。
同社は2009年よりフックロールフルトレーラを展開してきたが、従来モデルはトレーラ側に固定されたドローバ(連結装置)の構造上、コンテナの脱着を後方から行う「後吊り式」に限られており、作業スペースの確保が課題となっていた。
新製品では、グループ会社である日本トレクス(愛知県豊川市)との協業により開発した独自の屈折式ドローバを採用。トレーラ前方からのコンテナ脱着「前吊り式」を実現し、積み降ろし時の周囲作業スペースを従来比約60%削減(同社調べ)した。
▽主な特徴は以下の通り。
■屈折式ドローバによる前吊り式の実現
独自開発の屈折式ドローバにより、トレーラ左右・後方のスペースが不要となり、狭小現場での作業効率を大幅に向上させる。
■コンテナロック機構の刷新と安全機構の追加
コンテナロック機構を従来の手動操作式からエア駆動式に変更し、操作負担を軽減。3つのロック装置とボデーガイドによる確実な固定に加え、走行中のエア漏れ時もコンテナロックの解放を防ぐ手動式安全装置を搭載する。また、ワンタッチレバー式のドローバロックや、車高調整バルブ・エアゲージ・駐車ブレーキを集約した操作パネルを装備する。
■走行性能・安定性の向上
エアサスペンションの採用に加え、床面高さを従来モデルより150mm低減。AJK(アンチジャックナイフ装置)を標準装備し、ドライバーの安全性とストレス軽減に貢献する。外観にはトラクタと車高を合わせたトータルデザインを採用し、丸型樹脂フェンダによるスタイリッシュな仕上がりとした。
■ダブルバックカメラを標準装備
コンテナ吊上げ作業およびトレーラ連結時の後方確認用として2つのバックカメラとキャブ内モニタを標準装備し、安全・確実な作業をサポートする。
■業界トップクラスの大容量コンテナ搭載
業界最大級となる6mコンテナの搭載に対応する(専用コンテナ使用)。
販売価格はトラクタが876万円(希望小売価格、シャシ・消費税抜き)、トレーラが1,310万円(希望小売価格、消費税抜き)。いずれもコンテナは別売。年間販売目標台数は15台を見込む。
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