アーステクニカ、医薬品連続生産技術「LaVortexシリーズ」披露、来場者からテスト要望多数

古河機械金属は6月23日、グループ会社でアーステクニカ部門を担うアーステクニカ(東京都千代田区)が、「第29回インターフェックスジャパン」に初出展し、医薬・製薬分野向けの連続式製剤技術を紹介したと発表した。展示を通じて、独自の連続生産技術に対する関心が高まり、来場者から多数の問い合わせや評価テストの要望を獲得した。

今回の出展では、医薬品の連続生産を対象とした「LaVortex(ラボルテックス)シリーズ」を中心に提案を展開した。同シリーズは、従来バッチ方式が主流だった湿式造粒・乾燥工程を連続化する装置群で、生産品質の安定化、省エネルギー化、生産コスト低減に寄与する技術として位置付けられている。

展示では、連続造粒乾燥プロセスに加え、連続混合用途への展開や、「LaVortex A」を活用した新たなインラインモニタリング技術も紹介した。製造工程の連続化と品質管理の高度化を一体で実現する提案として、製薬関連企業から関心を集めた。

主な展示製品は3機種。「LaVortex G」は、造粒室内の特殊チョッパーと容器回転制御により滞留時間や圧縮せん断力を調整し、打錠工程に適した品質の造粒品を連続生産する連続式造粒機。「LaVortex D」は、放熱ロス低減を図るダブルスワール機構(2層式渦巻乾燥室)を採用し、分解洗浄性とコンパクト性を両立した連続気流乾燥機。「LaVortex A」は、ロータリーバルブ方式による連続モニタリングで製品判定を行い、従来のダブルダンパ方式と比べて廃棄ロス低減を実現する。

医薬品製造分野では、品質確保と生産効率向上を両立する連続生産技術への関心が高まっており、アーステクニカは今回の展示を通じて、粉体処理技術を応用した新たな事業領域での展開を加速する考え。

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