芝浦機械は6月18日、7月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催される「第38回 ものづくりワールド[東京](機械要素技術展)」に出展すると発表した。(東7ホール、小間E39-6)。同社は「大型部品の鋳造・加工をワンストップで実現」をテーマに、鋳造から機械加工、仕上げまでを一貫して手掛ける外販事業と、加工機による金属接合技術「摩擦攪拌接合(FSW)」を訴求する。
同社の外販事業では、国内最大級の大型鋳鉄鋳物に対応する生産体制を背景に、高品質・短納期・低コストを実現する点が強み。近年、厚板製缶品における材料調達難や溶接技能者不足による納期長期化が課題となる中、鋳物化による代替提案として関心を集めそうだ。展示ではパネルや動画、模型を通じて一貫生産体制の優位性を紹介する。
あわせて提案する摩擦攪拌接合(FSW)は、材料を溶融させずに接合する固相接合技術で、歪みや欠陥が少なく、異種材料接合にも対応可能。従来のアーク溶接と比較してヒュームやスパッタの発生がなく、省エネルギー性にも優れる。特徴的なのは、専用装置を必要とせず、同社の標準的な工作機械で実施できる点であり、溶接工程の機械化による省人化ソリューションとしての活用が見込まれる。会場ではサンプルや動画、模型を交えて技術内容を提示する。
同社は鋳造・加工から組立までの一貫生産体制を強みに、多様な産業機械を展開してきた。蓄積した技術基盤をもとに、FSWなどの次世代技術を含む製造ソリューションを提案し、顧客の生産性向上と事業拡大への貢献を図る考え。
コメントを投稿するにはログインしてください。