大森機械工業、長岡新工場が竣工、生産能力を約2.4倍規模へ拡張し大型ライン対応強化

大森機械工業(埼玉県越谷市)は6月15日、新潟県長岡市で稼働していた長岡工場を移転し、長岡市西部丘陵東地区産業ゾーンに新工場を竣工したと発表した。生産能力の強化に加え、搬送効率、安全性、働きやすさを高める設備投資を進め、将来的な生産拡張にも対応可能な生産体制を構築する。

新工場は、これまで長岡市雲出工場団地内で運営していた工場機能を移転・集約したもの。延床面積は6,752㎡で、既設工場比約2.4倍へ拡張した。大型ラインにも対応可能な設計とし、今後の需要変動や増産にも柔軟に対応できるレイアウトを採用した。

建屋は1階天井高5.3m、2階4mを確保。生産設備やユーティリティ設備は天井空間へ集約配置し、将来的な設備変更やライン再編を容易にするとともに、作業時の安全性向上につなげる。

物流・搬送面では、大型車両2台が同時利用できるトラックヤードを整備したほか、大型エレベーターとクレーンを導入。2階からの機械積込みにも対応可能とし、構内物流の効率化を進める。また、生産設備向け電源設備を拡充し、安定稼働を支えるインフラ基盤も強化した。

安全・就業環境面では、外周や倉庫への監視カメラ設置に加え、認証カードによる入退室管理システムを導入し、セキュリティ体制を強化した。さらに会議室を増設し、Web会議スペースや1on1ミーティング用個室を新設。バリアフリー対応、多目的トイレ、積雪地域に配慮した屋根付き駐車スペースなど、働きやすい職場環境の整備も進めた。

同社は、新工場の稼働を通じて品質・安全・生産性の向上を図り、顧客満足につながる製品・サービス提供体制を強化していく方針としている。

■プロジェクト概要
所在地:新潟県長岡市高頭町字中山469番地19
施設名称:大森機械工業 長岡新工場
竣工日:6月15日
延床面積:6,752㎡(既設工場比約2.4倍)
建物仕様:天井高1階5.3m、2階4m
主な特徴:大型ライン対応、生産能力強化、搬送設備拡充、安全・就業環境改善

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