YKKインド社、インド南部に最新鋭新工場建設を決定

・内需拡大と加工輸出に対応、3拠点目として2028年2月稼働目指す

YKK(東京都千代田区)は6月4日、インド市場の急成長に対応するため、グループ会社のYKKインド社がインド南部タミル・ナドゥ州チェンナイ近郊に新工場を建設することを正式に決定した。インド国内では北部ハリアナ州の2工場に続く3拠点目となる。

新工場は、Mahindra World City内のORIGINSチェンナイ工業団地に位置し、YKKが世界で培ってきた最先端のファスニング(ファスナー)生産技術を集約した最新鋭施設となる。インドの旺盛な内需市場に加え、近隣諸国への加工輸出需要にも柔軟に対応できる生産体制の強化が狙い。

YKKインド社は1995年に設立以来、インド市場で着実に事業基盤を拡大してきた。今回の新工場建設により、北部の既存2工場と連携した「南北生産ネットワーク」を構築し、サプライチェーンの効率化と顧客サービスレベルの向上を図る。

YKKインド社の出口仁社長は、「インド経済の成長に伴い、アパレル・ファッション産業だけでなく、さまざまな産業での高品質ファスナーの需要が拡大している。新工場では最新設備を導入し、環境配慮型生産も推進しながら、地域雇用の創出と地域社会への貢献を両立させたい」とコメントしている。

新工場は土地面積約15万㎡、建屋面積約7.5万㎡の規模で、2028年2月の建屋完成を予定している。総投資額は約1億5,000万米ドルを見込み、土地・建物・生産設備などを含む大規模プロジェクトとなる。

YKKグループは「YKKの技術を集約した最新鋭工場」として位置づけ、品質・生産性・サステナビリティのすべてにおいてインド市場における新たなスタンダードを確立する方針。

■計画概要

  • 建設地: Plot No. 9, 10, and 11, ORIGINS in Mahindra World City, Eliambedu Village, Gummidipoondi and Ponneri Taluks, Tiruvallur District, Tamil Nadu-601206, India
  • 投資金額: US$150百万(土地、建屋、機械装置他)
  • 土地面積: 149,936㎡
  • 建屋面積: 74,658㎡
  • 建屋完成予定: 2028年2月

■会社概要

  • 会社名: YKK INDIA PRIVATE LIMITED(YKKインド社)
  • 設立: 1995年9月26日
  • 社長: 出口 仁
  • 事業内容: ファスニング商品の製造・販売

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