独立試験で実証、AGCO Powerエンジンとパワートレイン統合により、作業性能を維持しつつ燃料消費を削減
AGCO:2026年6月2日
AGCOは、フェント(Fendt)、マッセイ・ファーガソン(Massey Ferguson)、ヴァルトラ(Valtra)の主力トラクターブランドにおいて、燃料効率を高める先進技術の展開を加速させている。独立機関であるDLG(Deutsche Landwirtschafts-Gesellschaft)のPowerMix試験において、AGCO Powerエンジンとパワートレインの統合が、フィールド作業時の燃料消費削減に寄与しながら、性能・信頼性・稼働率を維持することを改めて実証した。
「農業者にとって燃料効率とは、重要な圃場作業で必要とされる性能と信頼性を損なうことなく、運用コストを低減させることです。当社の各ブランドにおいて、AGCO Powerは実作業条件下で測定可能な効率向上を実現するエンジンと統合パワートレインの開発に注力しています」と、AGCO Powerエンジニアリングディレクターのカリ・アールトネン(Kari Aaltonen)は述べた。
フェントの最新プラットフォームでCOREエンジンが活躍
フェントの最新トラクタープラットフォームでは、AGCO PowerのCOREエンジンファミリーがパワートレインの中核を担っている。CORE50はフェント600ヴァリオ(Fendt 600 Vario)シリーズに、CORE75はフェント700ヴァリオGen7(Fendt 700 Vario Gen7)シリーズに搭載されており、CVTトランスミッションとの組み合わせにより、圃場作業と輸送作業の両方で優れた燃料効率を発揮することが独立試験で確認された。
■マッセイ・ファーガソンでもトップクラスの効率性
マッセイ・ファーガソン(Massey Ferguson)の現行ラインナップでもAGCO Powerエンジンが積極採用されており、最新のDLG PowerMix試験では8S.265 Xtra Dyna E-Power(8S.265 Xtra Dyna E-Power)が同クラス圃場作業部門で総合1位を獲得。エンジン統合技術と同社独自のトランスミッションおよびトラクタ設計の相乗効果により、実作業環境での高い効率性が改めて裏付けられた。
■ヴァルトラはEcoPowerコンセプトで低回転高トルクを実現
ヴァルトラ(Valtra)では、長年にわたりAGCO Powerエンジンを主力電源とし、ドライブライン全体に効率重視の運用コンセプトを統合している。特にEcoPower(EcoPower)運用哲学は、低エンジン回転数で高トルクを維持する特性を活かし、典型的な圃場作業および輸送作業における燃料消費を抑制。DLG PowerMix試験をはじめとする独立比較試験でもその優位性が示されている。また、選択触媒還元(SCR)システムの採用により、燃焼効率を高め、前世代エンジン比でさらなる燃料消費改善を達成した。
AGCOの3ブランドは、AGCO Powerの信頼性が高いエンジン技術と、各ブランド独自のトラクタ設計・パワートレイン統合により、農業者に対し「燃料コスト低減」と「実作業性能の維持」を両立させるソリューションを提供している。
Fendt、Massey Ferguson、ValtraはAGCOの登録商標。AGCO Power、Dyna E-Power、EcoPowerはAGCOの商標です。
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