JFEエンジニアリング、マレーシア国営エネルギー会社よりマルチプロダクトパイプライン能力増強プロジェクトを受注

・現地法人として過去最大規模の単独受注

JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は6月3日、マレーシア国営エネルギー会社ペトロナス系企業からマルチプロダクトパイプライン(MPP)の能力増強プロジェクトを受注したと発表した。現地法人としては設立以来最大規模の単独受注となる。

受注したのは、同社のマレーシア現地法人JFE Engineering (M) Sdn. Bhd.(JFEEM)。発注者は、ペトロナス傘下のPetronas Dagangan BerhadとShell Malaysia Trading Sdn. Bhd.の合弁会社であるPS Pipeline Sdn. Bhd.(PSP社)。

プロジェクトは、セランゴール州セパンに位置する分岐点にブースターポンプステーションを新設するもので、既設MPPの輸送能力増強を図る。対象となるMPPは、マラッカ地区の製油所からクランバレー地区およびクアラルンプール国際空港(KLIA)へ複数の石油製品を一本のパイプラインで供給する全長約130kmの幹線で、1996年にJFEエンジニアリングの前身である日本鋼管が建設した実績を持つ。

今回設置するブースターポンプは、管内流体の流量を高めることで輸送能力を引き上げ、需要増に対応するもの。JFEEMは基本設計から詳細設計、調達、建設、試運転までを一括で担うEPC方式でプロジェクトを遂行する。

JFEエンジニアリンググループは、国内外で多数のパイプラインEPC実績を有しており、今回の受注もこれまでの技術力と実績が評価された形。今後は本案件を足掛かりにマレーシアにおける事業拡大を図り、同国エネルギーインフラの安定供給と持続的発展への貢献を目指す。

■プロジェクト概要
• 発注者:PS Pipeline Sdn. Bhd.
• 案件名:MPPブースターポンプ増設
• 施工場所:マレーシア・セランゴール州セパン
• 所掌:ブースターポンプステーションの基本・詳細設計、調達、建設、試運転
• 工期:2025年12月~2027年6月(予定)

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