カナデビア、兵庫・西宮市西部総合処理センター焼却施設整備・運営事業を受注

・DBO方式で約562億円、25年超の長期運営も担う

カナデビアは5月28日、同社を代表企業とする企業グループが、兵庫県西宮市から「西部総合処理センター焼却施設整備・運営事業」を受注したと発表した。事業方式はDBO(Design-Build-Operate)方式で、受注金額は562億3,310万円(税抜)となる。

本事業は、西宮市が保有する2つのごみ焼却施設のうち、1997年9月に竣工した「西部総合処理センター」の老朽化対応として、既存2施設を1施設に集約する大規模更新プロジェクトである。新施設では効率的なごみ焼却と熱利用を推進し、ごみの安定処理に加え、市の財政負担軽減と公共サービス向上を図る。また、省エネルギー化や再生可能エネルギーの活用により、温室効果ガス排出抑制を目指し、循環型社会・低炭素社会の実現に貢献することを目的としている。

カナデビアグループは、新施設の設計・建設から完成後の長期運営(新施設完成後19年10ヶ月を含む約25年11ヶ月)までを一括して担う。受注に際しては、効率的なエネルギー回収に加え、自己託送・地産地消を活用した余剰電力のエネルギーマネジメント、AI・ICT技術を活用した効果的・効率的な運転管理などの技術提案が高く評価された。

カナデビアは1965年に日本初のごみ焼却発電施設を大阪市に納入して以来、国内で累計500件以上のごみ焼却施設の実績を持つごみ焼却分野のリーディングカンパニー。ごみ焼却発電を「安定電源かつ地産地消の電源」として位置づけ、循環型社会構築に向けた取り組みを強化している。

■事業概要

  • 発注者:兵庫県西宮市(石井登志郎市長)
  • グループ構成:
    • 代表企業:カナデビア株式会社
    • 構成企業:株式会社あい設計 大阪支店、前田建設工業株式会社 関西支店、株式会社日本管財環境サービス
  • 建設地:兵庫県西宮市西宮浜3丁目8番
  • 施設規模:432トン/日(ストーカ式焼却炉 144トン/日×3炉)
  • 事業期間:
    • 設計・建設期間:2026年5月~2035年3月末(約8年11ヶ月、既存施設解体期間を含む)
    • 運営期間:2026年5月~2052年3月末(約25年11ヶ月)
  • 受注金額:562億3,310万円(税抜)
    本プロジェクトの完成により、西宮市のごみ処理体制は大幅に近代化され、環境負荷の低減とエネルギー有効利用が大きく前進することになる。

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