バルメット、フィンランド工場に精錬セグメント生産設備を増強

・加工能力24%拡大で供給安定化

バルメット(Valmet):2026年5月13日

バルメットは5月13日、フィンランド・バルケアコスキ(Valkeakoski)のリファイナーセグメント製造拠点で進めていた生産設備投資を完了したと発表した。加工能力増強や鋳造品質向上により、納期信頼性と製品品質を強化し、顧客向け供給体制を強化する。

同社は2025年夏、既存の機械加工設備を拡張するため、最新型マシニングセンタ2基を導入。さらに2026年初頭には、自社鋳造工場へ新型炉2基を設置し、高品質鋳造品の安定生産体制を整備した。

これにより、社内機械加工能力は24%増加。鋳造工程では最新技術導入により品質安定性を高め、リファイナーセグメント向け鋳造品の一貫した品質確保を実現した。顧客にとっては、製品供給の安定化、品質向上、納期信頼性向上につながるとしている。

また、同社はスウェーデン・ハグフォシュ(Hagfors)および米国・ウォーキシャ(Waukesha)の自社鋳造工場との連携も強化。各工場は共通品質基準で運営されており、各拠点で安定した鋳造品供給を行うことで、グローバル生産体制を強化した。

設備導入は顧客向け出荷への影響を最小限に抑えながら実施され、すでに納入実績や供給信頼性改善の効果が現れているという。

バルメットは、今回の投資により、顧客の精錬工程向け部材供給において、安定供給力と品質競争力をさらに高める方針。

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