フジクラ(東京都江東区)は5月14日、生成AIデータセンタ市場向け光ファイバケーブルの需要拡大に対応するため、佐倉事業所(千葉県佐倉市)内に新工場を建設すると発表した。投資額は最大400億円を見込み、2030年12月の稼働開始を予定する。また、米国での投資推進を目的に、100%出資子会社「フジクラ・オプティカル・ケーブル・システムズ(Fujikura Optical Cable Systems LLC)」を設立する。
同社は2026年3月13日に、日本および米国で合計最大3,000億円を投じる光ファイバ・SWR®/WTC®の生産能力増強方針を公表しており、今回の決定はその具体化となる。
新工場では、生成AI向けデータセンタ市場の拡大に加え、米国におけるAIインフラ強化需要への対応を視野に、光ファイバケーブルの生産能力を増強する。投資対象は工場建屋や生産設備などで、佐倉事業所内に建設する。
一方、米国では投資を円滑に進めるための準備会社として、米デラウェア州に新子会社を設立する。設立時期は2026年6月を予定しており、フジクラが100%出資する。
なお、同社は現時点で本件が2027年3月期連結業績に与える影響は軽微としている。
■プロジェクト概要
項目:佐倉事業所新工場建設
場所:千葉県佐倉市・佐倉事業所内
投資内容:工場建屋、生産設備など
投資額:約400億円
目的:生成AIデータセンタ向け光ファイバケーブルの生産能力増強
稼働開始:2030年12月予定
項目:米国子会社設立
会社名:フジクラ・オプティカル・ケーブル・システムズ(Fujikura Optical Cable Systems LLC)
所在地:米国デラウェア州
出資比率:フジクラ100%
設立時期:2026年6月予定
目的:米国における投資推進体制の整備