ダイショー、関東工場に製造棟増築、焼肉のたれ、鍋スープなど製造

 ㈱ダイショー(東京本社:東京都墨田区、福岡本社:福岡市東区)は3月25日、関東工場(茨城県小美玉市)に製造棟を増築すると発表した。

関東工場はダイショーの基幹工場のひとつとして、焼肉のたれや鍋スープなど主力商品の製造と東日本エリアへの供給を担ってきた。特に鍋スープについては、現在の製造ラインの設置から15年を経過し、設備の経年劣化、狭隘化が進んでいること、また東日本エリアの販売が増加傾向にあり、 これに対応する供給能力が今後も必要となってくることから、現在の生産体制の整備・増強が必要と判断し、製造棟の増設に着手することにした。

 同社は、調合調味料メーカーとして、今後も製造能力の拡大と鍋スープを中心とした販売の持続的成長を図り、業績伸展と企業価値の一層の向上を実現していくとしている。

<増築の内容>
工場名:関東工場
設備の内容:製造棟、鍋スープ等の液体製造ライン
延床面積:増築分 8,830 m²
生産量:最大 11,000t/年 (既存関東工場液体製造ラインの 50%相当)
投資予定額:約 50 億円
着工・稼働:2024 年 5 月着工 、2025 年 8 月稼働予定

<関東工場の概要>
所在地:茨城県小美玉市西郷地 1689
開設・製造品目:1989 年 9 月、焼肉のたれ、鍋スープ、粉末調味料など

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