コネクレーンズ(Konecranes) :2026年7月9日
コネクレーンズは、世界有数のアルミニウム製錬会社であるアルミニウム・バーレーン(Aluminium Bahrain B.S.C.:Alba)から、バーレーンの製錬所に設置されている補助クレーン5基の近代化工事を受注した。受注は2026年1月に計上され、機器の納入は2026年末、据付工事は2027年初頭に開始する予定である。
今回の近代化は、溶融アルミニウムを製品へ加工する鋳造工場(Casthouse)および金型工場(Mould Shop)における安全かつ安定した操業を支えることが目的。これらの工程では生産の中断を避けることが重要であり、補助クレーン5基は日常の生産活動や材料搬送を担う重要設備となっている。
更新内容は、5基の補助クレーンの巻上装置(ホイスト)とトロリーシステムを重荷重仕様へ改造するもので、設備の信頼性向上と安全で連続的な生産体制の確保を図る。
コネクレーンズは、M8作業区分(Duty Class)に対応した新型の重荷重用トロリーユニットと電装システムを供給する。新構成では電動ドラムブレーキを追加搭載し、安全性をさらに高めるとともに、高頻度の巻き上げ作業や連続運転が求められる用途に対応する。
コネクレーンズのインダストリアルサービス部門営業マネージャー、イムティアズ・イスマイル(Imtiaz Ismail)氏は、「これらの補助クレーンはAlbaの生産工程を支える重要設備である。重荷重仕様への更新により、設備の信頼性向上と安全で継続的な操業に貢献できる」とコメントした。
Albaはコネクレーンズの長年の顧客であり、同製錬所では複数の生産エリアに同社の搬送設備が導入されている。今回の近代化プロジェクトは、両社の継続的な協力関係をさらに強化する案件となる。
コネクレーンズ(Konecranes) はフィンランドに本社を置くマテリアルハンドリング機器の大手メーカー。50カ国以上で約1万6,500人を擁し、クレーンや搬送設備、保守サービスを幅広い産業分野へ提供している。2025年のグループ売上高は42億ユーロ。ナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki)に「KCR」の銘柄コードで上場している。
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