リープヘル(Liebherr):2026年6月4日
リープヘルは、200トンクラス鉱山用油圧ショベル「R 9200」が2026年に発売10周年を迎えたと発表した。同機は2016年の市場投入以来、高い生産性、迅速なサイクルタイム、優れた燃費性能を兼ね備えた鉱山向け油圧ショベルとして世界各地で導入が進み、累計稼働時間は440万時間を超えている。
R 9200は、リープヘルの鉱山機械ラインアップの中核を担う200トンクラスの油圧ショベルで、世界17カ国に納入されている。鉱山現場での積込み作業において高い評価を獲得しており、同社は発売10周年を記念して同機の特徴や実績を紹介した。
同機の大きな特長の一つは、クラス最高レベルのバケット容量と高速サイクルタイムにある。リープヘルによると、R 9200は200トンクラスで最も高速な油圧ショベルの一つであり、高い積込み能力を発揮する。
また、独自の油圧システム設計と燃費最適化技術「リープヘル・パワー・エフィシエンシー(Liebherr Power Efficiency)」を組み合わせることで、同社の前世代200トンクラス油圧ショベルと比較して燃料消費を25%削減したという。
環境適応性能も高く、マイナス40℃から50℃までの広い温度範囲で稼働可能。こうした性能から、世界各地の鉱山で採用されており、金、銅、クロム、玄武岩、ヨウ素、亜鉛、鉄鉱石、石炭、ジルコニウムなど幅広い鉱物資源の採掘現場で活躍している。
さらに、2019年には電動駆動モデル「R 9200 E」を投入した。標準機の発売からわずか3年後の市場投入となった同モデルは、200トンクラス機としての高い生産性を維持しながら、稼働時のCO₂排出ゼロ、保守コストの低減、騒音低減といったメリットを提供する。
リープヘルは、R 9200シリーズが世界の鉱山事業者の生産性向上と環境負荷低減の両立に貢献してきたとし、今後も鉱山機械の高効率化と電動化を推進していく方針を示している。
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