ドイツ(DEUTZ)、ブラジル発電機メーカーMaxi Trustの買収完了

・分散型エネルギー事業を強化、年間約4,000万ユーロの売上上積みを見込む

ドイツ(DEUTZ):2026年6月2日

ドイツ(DEUTZ)は、ブラジルのガス・ディーゼル発電機メーカーであるマキシ・トラスト・パワー(Maxi Trust Power Ltda.)の全株式取得を完了したと発表した。契約締結は前週に行われており、今回の取引完了により、世界的に需要拡大が続く分散型エネルギー供給市場での事業基盤を強化する。

マキシ・トラスト(Maxi Trust)は、ブラジルおよび中南米市場における主要な発電機メーカーの一社。ガス発電機やディーゼル発電機を展開し、地域市場で高いプレゼンスを持つ。

ドイツ(DEUTZ)は今回の買収により、分散型エネルギー供給ソリューションのプロバイダーおよびシステムインテグレーターとしてのグローバルネットワークを拡充する。エネルギー事業を担うドイツ・エナジー(DEUTZ Energy)の製品ポートフォリオ拡大と市場アクセス強化にもつなげる考えだ。

ドイツ(DEUTZ)の最高経営責任者(CEO)であるセバスチャン・シュルテ博士(Dr. Sebastian Schulte)は、「マキシ・トラスト(Maxi Trust)を正式にドイツ(DEUTZ)グループへ迎えることができ、大変うれしく思う。同社はブラジル市場で強固な地位を築いており、当社の既存エネルギー事業を補完する理想的な企業だ。今後は分散型エネルギー供給分野で生まれる成長機会を捉え、事業拡大を加速していく」とコメントした。

同社は今回の買収により、年間約4,000万ユーロの収益性の高い売上増加を見込んでいる。この効果を通じて、エネルギー事業の売上高を有機的成長とM&Aの双方により2030年までに約5億ユーロへ拡大する方針だ。

ドイツ(DEUTZ)は2026年2月に非常用発電設備メーカーのフレルク・アグレガートバウ(Frerk Aggregatebau)の買収も完了しており、データセンターなど重要インフラ向け高性能非常用発電システム分野で欧州有数の事業者となっている。

また、2024年にはブルースター・パワー・システムズ(Blue Star Power Systems)を買収し、北米の発電機市場にも参入済み。今回のマキシ・トラスト(Maxi Trust)買収によって、中南米市場での事業基盤を加え、エネルギーソリューション事業のグローバル展開をさらに加速する。

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